ちゃんと話したのに・・・
ある晩、わたしは以前の失敗(上記)について、
考えてみたんです。
そこで、気がつきました。
お話のはじまりが間違っていたんです。
おもしろいはなし、って、はじめるから、
間違えるんです。
正しくは、こう。
ぱ「ねえねえ、くーにゃん」
く「……」
ぱ「おもしろい犬の話してあげようか!」
その通り!これなら間違えない!
ぱ「あるところに、真っ白な犬がいました」
ほら完璧!
ぱ「耳も白い」
く「……」
ぱ「頭も白い!」
く「…………」
ぱ「お腹も白い! 背中も白いっ!」
そうだっ、その通りだっ!
く「………………」
ぱ「尾も白いっ!!!」
やった!
やったった!
どや!
くじゃくさんは、とてもとても、
冷めた目で、わたしを見下ろしたあと、
なぜか、ガブガブに噛みまくってきました……
わたしは、お話が成功した喜びで、
ハイテンションで大笑いしていたのですが、
笑えば笑うほど、
くじゃくさんの目はギラつき、
さらなる攻撃が繰り広げられたのでした。
(お布団の中で、猫に高速で噛みつかれるととても危険です)
(よい子は真似をしないでください)
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