第18回redmine.tokyo勉強会 に参加しました。
お疲れ様です。inoです。
レポが遅くなりまして、申し訳ございません。
先日開催された、第18回redmine.tokyo勉強会に参加しましたので
そのレポートを書きたいと思います。宜しくお願いします。
動機
TwitterのフォロワーさんがRedmineのエバンジェリストとして
活動されてて、Redmineがどういうものなのか、
また自分に役立つ部分があれば…と思い、今回初参加致しました。
では、書いていきます。
RedMica1.1新機能ハイライト 前田剛さん
資料↓
2020年5月リリース RedMica 1.1 新機能ハイライト
https://www.slideshare.net/g_maeda/redmica-11-202005
【RedMica1.1リリース】
※RedMicaとは…Redmineの次期バージョンの新機能が先行して使えるもの。
MY Redmineのサービス提供用として
顧客に新機能を早く届けることを目的としている。
新機能はRedmine4.2でも使えるようになる予定。
【新機能一覧】
①チケット・wikiの添付ファイルをまとめてダウンロード。
②CSVインポート時のフィールドの対応関係を自動設定。
…今まではドロップダウンで手動で設定する必要があった、とのこと。
③プロジェクト一覧のデフォルトの表示形式を設定できる。
④チケットがクローズ出来ない場合の理由が表示されるようになった。
(私見)コレ凄い。。
私の就業先でも、独自のチケット起票/管理システムが導入されているのですが
クローズ出来ない場合、理由までは表示されないので
手動で理由を確認していってます。
似たような機能が導入されるといいなー。かなり便利ですね。
これであなたもRedmine活動家 門屋さん
資料↓
これであなたもRedmine活動家
https://www.slideshare.net/HirofumiKadoya/redmine-234489253
【警察とか神とか】
Redmine警察:ルールが守られているか見る!
Redmineマイスター:職人 使い方の理想を追いつつメンバーを教育する
Redmine活動家:あるべき姿に到達させる人
Redmine神:前田さん
※Twitterの方に教えて頂きました(有り難うございます!)。
困ったことをtweetすると、前田さんが助けてくれる事が
多いそうです。 …なるほど。神と言われる訳だ。
【活動タブ】
このタブは、活動家が使用。予定通りか、抜け漏れ重複が無いか、等
あるべき姿になっているかをチェックしている。
【活動しているレベル】
レベル1-自分のチケットの抜け漏れ/改善点を見つけ、自分で対応
レベル2-プロジェクトの活動を確認し相互調整
レベル3-活動を確認し、予定通り行かなさそうなら是正提案
レベル4-管理対象のあるべき姿に向けて自主的に活動。
チケットを起票し介入することもある
レベル5-レベル1からレベル4までのメンバーを束ね、
教育しながら活動そのものを変える
活動における敵は、事なかれ主義。
※ちなみに僕は、前にチケット起票システムを使っていた時は
レベル0でした…汗
【治世と乱世】
整理整頓されたパターン:治世。Redmine警察が活動。
魑魅魍魎が跋扈するパターン:乱世。Redmine活動家が活躍。
Redmineマイスターはどちらでも活躍可能
(コロナの影響が出ている)今は乱世。
人数が集まって現場猫的に活動することから
活動ログ・成果物で活動する時代に変わってゆく/変えてゆく
(私見)コロナ収束後どうなるか、、まだ見えませんが
少なくとも騒動前の治世には戻らない気がしてます。
今までの事実だけに基づいて活動する時代から
着実な成果や理想を追っていく時代に変えていく…
そんな時代に、私自身も力添えできたらな…と思います。
LT1.「伝わるチケット」の書き方 onozatyさん
資料↓
「伝わるチケット」の書き方
https://www.slideshare.net/onozaty/ss-234499051
【起票者と確認者】
チケットは起票して終わり、ではなく
それを確認する人が複数いる。
そのため、起票時間<確認時間
→起票者は、他の人がチケットへかける時間を減らすために、
自分に何ができるか考えていく。
チケットを見た確認者が一番欲しい情報は
チケットの起票者が知っていることが多い。
【伝わるチケットとは】
①必要な情報が揃っている
②より短い時間で理解できる
①の実現法として
カスタムフィールド:選択肢やフィールドが決まっているもの
Issue Templates Plugin:文字や画像を挿入する場合
→迷ったらIssue Templates Pluginがおすすめ。
②の実現法として
情報に適した表現を用いて、解り易く書く。
文章/画像/アニメーションGIF/ファイル添付 を活用する
LT2.「Redmine管理者入門!BacklogとRedmineの違いと、基本的な考え方
~ Backlogで物足りなくなったら ~ yukiaさん
資料↓
Redmine管理者入門!BacklogとRedmineの違いと、基本的な考え方
https://www.slideshare.net/schahrazade/redminebacklogredmine-backlog
【BacklogとRedmineの違い】
想定ユーザが違う。
Backlog は、カップ麺。お湯さえあればいい。
Redmineは、スーパーマーケット。何でもできるけど、運が悪いと何もできない。
Backlogは権限定義の範囲がシステム共通でワークフロー設定不要。
Backlogからの移行を検討する場合は、トラッカーとロールとワークフローを抑えよう。
LT3.「Redmine + Teams = TeleWork」 齋藤誠さん
資料↓
「Redmine + Teams = TeleWork」
https://www.slideshare.net/makotosaito165/redmine-tokyo-20200523
【TeamsとRedmine】
TeamsとRedmineの使い分け方
Teams…あくまでもチャットツール。ナレッジ蓄積は別で。
第一報はココ。大体の嵐が去った後に作戦が立つ。収拾がつかなかったらweb会議へゴー。この会議がなかなか優秀
Redmine…キーマンが宣言してチケット起票。こちらで課題を管理したり
ナレッジを蓄積したりしよう。
【結論】
早い話、共存。
Redmineを用いて、職場のNewNormalを創りましょう。
LT4. ITシロウトがREDMINEと在宅ワークについて考えてみた あいちゃん 2号機さん
資料↓
ITシロウトがREDMINEと在宅ワークについて考えてみた
https://redmine.tokyo/issues/1020
【普通の人が求めるもの、欲しいもの】
何が欲しいのかわかっていない
→絶対的革新的に天元突破できるツールが欲しい
どこでも(場所を問わず)、
だれでも(新入社員であっても)、
最短で仕事が片付く便利なものが欲しい
【活動を続けて分かってきたこと】
・進捗はみんなで作り上げるもの。
・Redmineは心臓。ツールは手足。血液は情報。動力源は人間。
→適切に血液(情報)が送り出されることで、プロジェクトが死なない。
生存できる。
・情報は、鮮度が命。
鮮度を保つためには、いつでもどこでも動ける「心臓」が必要。
→そのために場所を問わず使える環境構築を実現したい。
LT5.「優先度」機能をもっと便利に!使いこなそう! hin-tさん
【優先度のすゝめ】
優先度をつけることで、画面上で色分けがされる
→チケットが埋もれない!どれから手を付ければいいか、分かり易い!
【優先度自動更新プラグイン】
時間経過で優先度を更新する機能。
他、チケット対象の指定、優先度の上げ下げ等の設定が可能
【事例として】
RPAによる更新に失敗した場合に、チケットを自動更新
LT6. 労力最小のGitHub/GitBucket連携プラグインの提案 ak_iwasaki さん
【リポジトリについて】
ぶっちゃけて言うと、GitHubが使えればいい!
※クラウド連携の課題はGitBucketで解決。
【労力最小の、こんな連携プラグインを誰か作ってくれないかな(願望)】
GitHub/GitBucketの情報をiframeでそのまま使う!
→ソフト屋さんはGitHub/GitBucketを使う。
情報はWebHookでRedmineに送信。
プロマネ/機械屋はRedmineを使う。
LT6.Redmine Japan2020で会いましょう 川端光義さん
09/18 10:00~ RedmineJAPAN 開催予定
【開催趣旨】
・非エンジニア職にも、テレワークによりRedmineを認知してもらい
導入すべきタイミングになった
→今こそRedmineを幅広く知ってもらうためのカンファレンスを立ち上げるべきだ、と立ち上がった。
【開催場所】
アーツ千代田 基調講演は体育館にて実施予定
【基調講演者】
・まつもとゆきひろ さん(Rubyの開発者!)
・平鍋健児 さん(アジャイル開発の第一人者!)
【予告】
07/11 RedmineOSAKA 開催予定
感想/反省
・業務でRedmine(Backlogも)を使用していないのですが、登壇者の方の
熱量が凄く、Redmineに限らない学びを受けられ、非常に良かったです!
次回のRedmine OSAKAにも、参加します!
・他の方の感想を拝見すると、懇親会も非常に良かったようで…
次回は懇親会も参加したいです!
・オンライン配信の録画、非常に助かりました。
実況しきれなかった部分のほとんどを補完させて頂きました!
有り難うございます!!
・どこまで書くか考えてたり、他の方のフォーマットを見ていて
悩んでいたら、大分遅くなってしまいました…
次は予め内容・量などを決めたうえで、早く記事にできるよう
頑張ります。
以上です。
最後まで読んで頂き、有り難うございました!