であるべき。という思い込み【結婚について】
この頃は「~であるべき」という考え方に惑わされつつある。
特に「結婚すること」についてだ。
今年28歳になる自分の周りは結婚や出産ラッシュ。
20代後半で幸せをつかむのは結婚や出産ではないかという風潮すら感じる。
結婚をすごくしたいのに出来ないという訳ではない(ちなみに同棲中のパートナーはいる)のに何故か悶々としてしまう。それは自分にとっての正解が分からないために世の中の常識に振り回されているのではないかと。
今の彼のことはもちろん好きだし、ずっと一緒に居たいと思っている。それからいつか子どもも欲しい気持ちはある。
「だったら結婚すればいいじゃん?」と周りは思うと思うが、「一緒に居たいから→じゃあ、結婚」とすぐに自分自身ではなれない訳で。
日本での結婚となると次のイメージがどうしても強いから、そこに対する違和感がちょっとあるわけよね。
・結婚は家族と家族の結合なので、結婚後は義理の家族ともいい人間関係を保たないといけない
・結婚したら男性の方が稼ぎが多い方がいい(やはり子育てや家事のことを考えるとどうしても女性は仕事に打ち込める時間が少なくなる)
・結婚したら男性側の性を名乗る
・結婚式
・マイホーム
もちろん結婚したからといってこれらの条件を満たさなくても良いわけだし、結婚生活は人それぞれだと思う。だけどやはり日本での理想的な結婚はこれからを満たしているという印象で。
結婚は人生の大きなイベントなので色々考えてしまう。だけど考えれば考えるほど「であるべき常識」という考え方に惑わされて、本当に自分が望んでいることが分からなくなる。
そう考えるとそもそも結婚って何?という究極な問いが生まれる。法律で夫婦と認められているからといっても、人の気持ちは法律で縛られない訳で。
そんな感じで、周りの結婚や出産の報告を見るたびに自分にとって結婚ってなんなんだろうなーと考えてしまう。