毒親な母と、セクマイな私達【「決心をした、七夕。」】の続き】
さて。
何度か説得をして、母に40年近く抱いていた気持ちを込めた手紙を読んで貰ったわけですが。
何とか、私が「母を否定したいわけではない」事。
「リタイア(隠居)した父に頼りすぎている現状をきちんと見て、今後の事を考えて欲しい」事。
「家族それぞれの発達障害についての理解を、ゆっくりでいいからして欲しい」事。
「子供達だけではなくて、母自身の人生をしっかり考えて欲しい」事。
それは、ふわっと伝わったようでした。
反省もしてくれました。
昨年の母の誕生日の時、母は私に決意表明の手紙を送ってくれたんです。
「今までの自分を反省し、悪魔のような心に打ち勝つ事が出来た。これから頑張るね」
そういう内容でした。
その決意表明は、忘れないようにと母はコピーをして手元に置いておいたそうです。
実家に戻ってから、母としばらく部屋を共にしていました。
そのコピーされた手紙に、すぐ気が付きました。便箋を置いてある場所に一緒にまとめてあったので。
手元にまともな便箋がなかったので、どこかに眠っている便箋が出てくるまで、母のものを使っていたんです。その時に見つけました。
私がいる部屋で、母がそれを手に取る事はありませんでした。
余っている部屋のひとつを母の部屋にして、そこへ母が移動しても、それは便箋ごと置かれたまま。母が手に取る日は全くありませんでした。
決意表明の事について、母に聞きました。
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