生家よ、生き返れプロジェクト(仮)
今できる環境の中で何ができるのかなーと考えたりする。
ちなみにお金はそれほど持っていないので資金は微々たるもの。
考えるだけはタダ!と思ってアイデアを浮かべては実現可能かどうかを脳内会議。
会長、書記、会計と役割を決めて、自分の目に留まる範囲で記録していく。
この「アイデア」というのは仕事のことのみならず、趣味もそうだし、新たなビジネス展開に結びつきそうなワクワクすること(ほぼ妄想)など、様々だ。
周りからは「そんなことを考えていないで自分の将来について真剣に考えろ」と言われる。いいじゃん!何も考えないよりかはマシでしょうよ!
…とまぁ、ここで愚痴を垂れてもしょうがない。
今回記すのは、誰も住まなくなった生家の使い道アレやコレについて。
私にとっての生家とは。実家ではない、もう誰も住んでいないもう1つの家のこと。
元はといえば、家族みんなが揃っていた唯一の家だ。
家の寿命は30年といわれるが、うちの生家は60年以上は経っている。話を聞くと基礎工事から何から祖父と父が造り上げた家だそうな。凄い。
しかしアレだ、人が住むというには若干欠けている部分もあり、そんな生家の話を周りにすると「?」という顔をよくされる。
その人が住むというには若干欠けている部分を一部取り上げるとこんな感じ。
・基本、床が土間なので靴を履いての移動
・浴室と台所がカーテン1枚で区切られている。そしてお風呂掃除は浴槽をひっくり返して洗うのでその水が台所一面に広がる(台所も土間なので調理中お風呂掃除をされると靴が濡れる)
・玄関に鍵が付いていない
・洗濯干し場の真下は池なので洗濯物を落とすと拾いに行くのが大変
ほんの一部ではあるがこれが私の日常だった。
詳しく言ってしまうと場所が特定できるほどの癖のある家。
引っ越したときに感動したのは、浴槽に栓がついているということ。アレを引っ張るだけで水が全部抜けていくのは衝撃的だった。この話を建築関係に携わる人に話したら「そんな設計ありえんわ!」と笑われた。あるんだわ、そんな話が!あるから話しているんだわ!(笑)
まぁそれは人が暮らしていた時代の話であり、今は誰も住まなくなったので更に寂れている。もはや廃墟に近い。普通の家に慣れてしまった以上、もうあの家で寝泊まりすることも出来ず、帰省をするときは大抵車中泊をする。
昔からこう思っていた。
ビフォーアフターでもなんでも取り上げてくれたら面白いのになぁ…と。
まぁそんなうまい話もないのでここに記しているわけなのだが。
どうにかして活用することはできないか?今度は逆に生家であるからこそのいいところを挙げてみる。
・大自然!いろんな生きものと「わぉ!」な触れ合いができる
・季節を五感でビシビシ感じ取れる
・水が美味しい!井戸水なので水道費は掛からない
・私有地が無駄に広い
・廃墟だからこそ魅力的なものがある
褒めてる?褒めていますよ、ポジティブにね。
そして、私が考えたアイデアはこれ。
・私有地の池の水は綺麗だし、手を掛けずとも循環しているのでナマズなどを飼育、販売ができるのでは?
→今は鰻の代替としてナマズを使用し始めている段階。販売量が少ないので飼育するという点では需要がありそう。
・広い私有地は更地にして洗車も出来る月極駐車場として貸し出ししてみる
→手っ取り早く土地を活用するならコレ。田舎なので需要がなさそうだけど、洗車ができるという点で売り出せば住宅街も増えてきたしチャンスはあるかも。
・陽が当たりにくい場所があるのでそこはシイタケの栽培場所にする
→一般家庭では確保できないスペースがうちにはある。しかしナメクジも多いので対策が必要。
これを実行するにあたり、やはり、人が寝泊りできる場所の確保は必要と判断。つまりは生家を生き返らせないといけない。なんだかんだ手入れをしないといけないので、昨年から生家に戻っては1人掃除や修復作業をしている。
写真は雑草だらけの私有地で草刈り無双ビフォーアフター。その他、屋根の修理や整理整頓(4tコンテナ)など、途方もない作業ばかり。
固定資産のこともあるし、あるなら土地を有効活用しなきゃ…と考える。その土地を手放すかどうかという話も出ているが、一体どうなるかはわからないので出来ることはしたいと思う。
生まれ育った家なので。
とりあえず、車中泊は辛いので生家を人が住めるように整理するのは続行し、今年実践しようと思っているのはシイタケの栽培かな。
理由:単純に食べたいから。
集まり次第、こちらのnoteにてどんな事に使ったのか報告をさせて頂きます。サポートの調理はお任せあれ!