アスファルト
「地獄への道は善意で舗装されている」
という、欧州の諺があると知りました。一方で、今読んでいるルトガー・ブレグマンの著書(上巻)には、以下のように書かれています。
「地獄への道は偽りの善意で舗装されている」
"偽りの"という言葉が入るだけで、意味は全く変わってしまうようで。この部分の前に書かれていた内容と合わせると「悪事を行わせるには、それを善行であるかのように偽装しなけれはならない。だから、善意で舗装する」のだそうです。
それから、下巻には"共感"に関することが色々と書かれていますが、その中でもこちらが印象的な部分でした。
舗装した善意が"共感"を生み出すのだとしたら、それはどこへ向かう道なのか。スポットライトを当てる"共感"はニュースと似ているとも書かれていますが、正にその通りかと。何だか、日々飛び込んでくる偏りのあるニュースや、某国の大統領のスピーチから、モヤモヤしたものを感じてしまいます。・、まあ、ニュースを鵜呑みにできなくなったのは、コロナのせいというか、NPを始めたことが原因ですけどね。。
(引用元:Humankind 希望の歴史)
[2022.04.07投稿]いいね:20
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