露伴先生Ⅳ
1.
「ビッグファイブ」というと、何を思い浮かべますか？
ディズニー好きの方は、ディズニーの「ビッグファイブ」である、ミッキー、ミニー、ドナルド、プルート、グーフィーという主要キャラクター達を思い浮かべるかもしれませんね。
私は、娘が産まれるまではディズニーにあまり興味がなかったので、アフリカのサファリツアーで遭遇すると嬉しい大型動物の「ビッグファイブ」のことを思い浮かべました。それらは、バッファロー、象、ライオン、ヒョウ、サイのことです。中でも夜行性のライオンは、日中に遭遇することは難しく、私も結局2012年のサファリでは遭遇できませんでした。サファリとは別の場所で＂噛まれても責任持ちませんよカード＂にサインした上で、保護区のライオンと早朝散歩したのですが、ゴワゴワした毛並みを後ろから恐る恐る触った思い出が印象的です。まあ、ビビりの私とは異なり、動物好きの妻はライオンのお腹の毛並みも撫でていましたけどね。ライオンも気持ちよさそうな顔をしていました。
「ビッグファイブ」には他にも様々な意味があるそうです。例えば心理学の分野では、ルイス・ゴールドバーグのビッグファイブ理論という、人間の性格を構成する「特性5因子」（神経症傾向・外向性・解放性・協調性・誠実性）を指すとのこと。なるほどー。知らないことはたくさんありますね。そして、少し齧っただけでは結局よく知らない。私の＂知っている＂も、うんちく野郎の浅知恵に過ぎません。
2.
さて、年末の「岸辺露伴は動かない」についてのコメントです。今回もかなり面白かった。いろんな意味で。
・どこまで知っていて、どこから知らないのか。その境目は自分で認識できているのか？
・自分はその道の＂専門家ではない＂から＂知らない＂ということを＂知ること＂が大事だ。
・・というのが、年末の露伴先生からの学びです。でも、ネットのコメントでは、私とは認識の異なる方がたくさんいるみたいですけどね。同じ言葉でも、言われたことだけ、発言の表面だけを捉えるのでは「先生」から何も学べませんよ。
［2022.01.11投稿］いいね：46