遠浅の海を見つめる、日産さん

どこまでも続く遠浅の海。これ、大分臨海工業地帯の以前の姿。良好な漁場だったと聞いています。今、これが残っていれば、世界有数の遠浅地帯だろうと妄想しています。時代の紆余曲折で工場地帯となり多くの人々の仕事を生み出してきました。同時に公害もありそれを解消するための環境技術も向上しました。何かを変えれば、時代を下ってもずっと変わり続けるという事でしょう。
日産さんは、なにを変えていかなければならないのか。日産さんの中の遠浅の海を見つめて、そのまま残すのか、いつの時代になっても変わり続けなければならない中に飛び込むのか。

プリンスさんと合併しあのスカイラインは日本車の殿堂入りとなりました。フェアレディは世界の殿堂入りです。サニーもブルーバードも歌わなくなりました。

時代は電気仕掛け。個人が所有しない車の時代。移動しなければならない要件も5Gから次世代通信環境を駆使すれば少なくなっていくのでしょう。

時代の移り変わりの中で、埋没しない。これが、創業者の思いの主軸だったように思います。軸がぶれない日産。これを世の中の人にどんなふうにアピールできるか。今後に注目していきたいと思った次第。



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