「裏焼き」ほどリアルなものはない
「裏焼きの顔がホンモノ」という事実・・・。ではないかもしれませんが、なにしろ、鏡に映った顔がいつもの自分ですから、裏焼きの写真程リアルなものはない。
万民にはわからない自身。万民が様々に語る自身は、第二・第三の自身でしかない。つまり、偉人と言われているのはアバターの方でありまして、それが左右反転していても ”問題ない” のでありますから、今回の騒動は、ピンとこないのです。
ですが、お札にすり込まれた自身を透かして見ると、ホンモノの心を透かして見ることと同等だとしたら、ちょっと、問題あり(笑)。当の本人を、知ってしまわない方が偉人信奉の方々には幸せなのかもしれません。