決済に”ドル”を使わない、が普通になるか
「ドル脱却」がどれほど進むのか、ちょっと、読めなくなる状態がつづくのでしょう。決済通貨として「元」が重宝される場面が増えているようです。
「富裕層の決済通貨、ドル」となれば、弱小国や途上国ではドルは使い難い。日本を含めたミドルパワー諸国は、中国市場に依存することから逃れられないとするなら、「元」が世界で有力な決済通貨となりうるのでしょうか。
デジタル通貨 ”digital yuán” は世界通貨の試金石。アメリカ合衆国が黙ってみているわけもなく。だとすれば、あらたな「通貨戦争」の中で、決済が滞ることが起こるのかもしれません。
「・・・流通する紙幣には、『圆』(日本における『円』の正字、『圓』の簡体字)と単位表記されている。『圆』には、発音が同じ『yuán』で画数の少ない『元』をあてるのが習慣・・・」(Wikipedia参照)
通称「人民元」。「日本円」との相性はいかがでしょうか。結婚するなら「米国ドル」のほうに、まだ、魅力がある?
この三角関係の行方は如何に。「元・ドル」決裂すれば、日本は立ち行かなくなるのかもしれません。