妄想:民兵は暗殺国家に魅力を感じるか
*****おいそれと戦闘以外に命を落とすことなかれ。それが、民兵の芯にある。その意味で民兵リーダーが暗殺されるのは "チカラ不足" ということだろう。
だが、民兵を集めて統率する能力は誰よりも持っていた。これからは、民兵組織は泡沫リーダーがばらばらにしていくのかもしれない。暗殺を仕掛けた国家(暗殺国家)がほぼ全部の民兵を傘下に収めるのかもしれない。民兵が利権を持っているアフリカや発展途上地域を暗黙に暗殺国家の管理下に置く狙いがあるのだろう。
だが、暗殺国家の隣国で着実に組織を大きくしようとしている民兵たちがいる。この民兵は暗殺国家に与しないで、その隣国のリーダーの庇護の下、つぎなる使命達成に余念がない。
その使命とは何か。東欧統合。旧東側の国々を統合し民兵組織はそこに利権を植え付ける。民兵特技の戦術で動乱を仕掛け動乱を治める。旧東側諸国を揺さぶり、民兵以外に頼れる存在がいないように仕掛ける。
最初はポーランドか。縁のあるスラブ民族。次は旧ユーゴスラビア。民族に独立の火をつける民兵たち。その民兵の統括者が暗殺国家の隣国のリーダーである。
暗黒国家は徐々に弱体化していく。自国民の支持により絶大なリーダーが次の選挙で生まれるのだが、磁力の実態は何も引き寄せられないほど弱っている。それは、側近の無能ぶりが露呈することで証明される。
民兵は、民と兵の両方の役割を持つ。普段は民衆の中に居て、契約に基づく活動指令がでれば忠実に指令を実行する。だから、民役として乱を動かし、乱をチカラで治めるときは強力な兵となる。この術を使って、スラブ民族独立運動を起こし、次は各々の使命に沿って中央アジアへ活動の拠点を移し、東南アジアへ、そして中国へ。やがて、日本にも触手を伸ばすかもしれない。そうして、どこの地域も民兵が陰陽に存在し、なくてはならない存在へと化けていく。
この実力は、貧弱な国家など如何様にでも操れる。あの弱体化した暗殺国家でさえも。
暗殺国家の隣国のリーダーには健康問題という時限爆弾がある。拠点とするにはうってつけだ。民兵が繁殖しやすい培養地なのである。その広がりは、かくのごとし。
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まぁ、何回か妄想の中で登場してきた民兵。その実力を過大評価しすぎるきらいがある妄想です。ですが、やっぱり、ないとも言えない。今回の暗殺?にしても、本当に暗殺なのか。当人が隠れるための事故を装ったか。様々に妄想が湧いて出てくるのです。民兵とは魑魅魍魎。わたしたちの常人ではとらえきれない存在なのかもしれません。
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