日韓同床異夢、民主主義の夢
韓国は「過酷な民主主義」。対立している相手は刑法に照らします。だから、選挙となると分裂含みの危険な民主主義の様相となります。
その文化は防衛にも表れ、落としどころのない争議が行われている最中です。「自由民主主義の価値を共有する」という同床にありなあがら、東アジアの安全保障については異夢。アメリカ合衆国にしてみれば「日本が大人である以上、同盟は崩れない」と考えているようですが、”希望的観測” となりつつあります。ベトナムでの米朝首脳会談の成り行き次第で、韓国大統領が「わが意を得たり」的に鼻息が荒くなる気配がします。そうなれば、「堪忍袋の緒が切れ」そうな日本の与党や一部野党の動きが活発化することでしょう。
世界はどう見るでしょうか。「ベトナムと同じ朝鮮半島統一が現実化する」となれば、正義は日本にあっても「あんたががまんすれば、まるくおさまるじゃぁないか」という流れに傾くことでしょう。「東アジアの安定は世界の安定に寄与する」という同床は、日本だけが異夢を見ることになりそうです。
同時に、世界は朝鮮半島が「民主主義陣営に取り込まれる」という夢を見ますが、実際は中国共産党の影響下に置かれる可能性の方が高い。ひょっとしたら、中国共産党は米国との貿易交渉で多大な譲歩をする代わりに朝鮮半島を手にする取引をするかもしれないのです。米国はある時、静かに韓国を離れていくかもしれません。南ベトナムから撤退した時より、静かに。そして、トランプ大統領は大統領選挙前に「朝鮮半島統一と米中貿易戦争での勝利」を声高らかに宣言することができるのです。「朝鮮半島民主主義の夢」を見ているのは日本だけとなるのでしょう。
韓国は年長者や権力者に従順なところがあります。うまく取り入るすべも知っています。朝鮮半島統一の中で、上手に各々の夢を見る事でしょう。悪夢は「日本の民主主義」の夢。ほんとうは夢から覚めて現実としての民主主義を見たいのです。故に、夢で見てしまえば「悪夢」と化してしまいます。悪夢を見ないためには、現実世界で ”日本を悪” に変えるしかない。ここだけは、中国共産党と同じ夢を見るわけです。
結局、日本に非はないにしても ”日本は悪” という風評が東アジアから世界に流れ、火のないところに煙が立つようになり、日本の民衆も政治も孤立感が深まってしまうのでしょう。その時、熱しやすく冷めやすい日本は・・・。
「とめられるなら、いましかない」。と思っています。こんな妄想をしなくても、日本は世界の中で確固たる地位を築いているのですから、解決策を上手に導き出し、将来にわたっても信頼される日本であり続ける事ができるでしょう。暴力を振るう日本を見たくない、永遠に。