postdocは、ベーシックインカムで生き延びられる・・・

今の世で生き延びられる素養とは・・・、脅かさない程度に学術を身に着け、組織の意思に敏感で、上司から頼られるような機微があること。

なにより、若いこと。

おそらく、日本に限らず、どこに行っても生き延びられそうです(笑)。

そう、postdocの世界でも。「・・・足の裏の米粒・・・」と例えられるのは、研究に没頭しようとする人たちの事。博士号を取っても食えない人達の事。その人たちの学術は、先人たちを脅かすレベルに達して、組織の思惑とすれ違っていく。

この人たちの心配事、「食えない」をベーシックインカムで解消できれば、権威的な組織に阿(おもね)なくとも、学術は深化できるはず。年齢も気にしなくてもよくなります。そして、その学術を人々のために無償公開することもできるのです。(所属する組織との契約の範囲内で・・・)

組織は、その学術をちゃっかり利益に変えられます。政府は儲けた組織から税を徴収することができます。その税は、ベーシックインカムに則り、研究者へ生活費として割り当てられるのです。組織は ”利益囲い込み” のためにインセンティブを研究者へ施すことになります。

学術に限らず、芸術、技術など、術を駆使する人達が独り立ちまで ”食える制度” ベーシックインカム。

もう、市井の ”願望” から ”制度検討・導入” へ向けて、ステップアップしてもいい頃なのだと思った次第。


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