原子力が扱えない、放射能が増える・・・

原子力人材が減り、原子力発電から使用済み廃棄物が溜まり、放射能もたまっていく・・・。一方は減り、一方は増える。20年後か、否、5年後には放射能物質が総崩れを起こしかねない状況です。

何かをするにも技術者・技能者が必要な放射能。放射能を論じられる高位な学者や及び腰の政治家では、放射能を除去できません。

原子力電力に頼る都会なら、放射能を管理できる人を生み出せるはず。「必要は発明の母」であるはずなのに、なぜか手を出さない。電力消費だけが伸び、その後かたずけは減っていく・・・。

この状態を打開するために「移民の人に助けてもらおう」としたら、これは、もう、日本の恥です。原子力発電の消費によって責任が割り振られるべきで、全く無関係の人々に放射能汚染のリスクを負わせるべきではありません。もう一つは、プルトニウムを反社会勢力が奪取するかもしれないリスクです。高位の学者である移民の人の中に、反社会勢力に脅される人が出てくれば、どんな結末になるかわかりません。高位の学者は、「核兵器に利用できるプルトニウムと利用できないプルトニウムがあり、日本は利用しにくいプルトニウムを排出している」と説明しているようですが、反社会勢力にとっては関係ないことです。プルトニウムを奪取して様々な脅しに使えればそれでいいのです。単にばらまけばいいだけの事。プルトニウムでなくてもいい。放射能廃棄物を大量に盗みだせば、なんにでも脅しができる。

もう、大電力消費者は放射能廃棄物から逃れられません。政治の力も衰え高位の学者も非現実的なことを論理だてて押し通します。電力消費者が立ち上がらなければ、この問題は解決しないのです。

地下に埋めるなら、電力消費が多いところから候補地を推挙して積極的に関与すべきです。「そんなことはできない。大電力消費地を危険にさらせば、日本は終わる」というのなら、別の解決策を。

放射能はどこに持って行っても、半減期が訪れるまでだれもが危険にさらされる猛毒物質ですから、大消費地の人々の安全第一の発言は反発を招くでしょう。原子力をやめても、放射性廃棄物は消えません。取り扱える技術者や技能者が減り、今より管理の悪い状況となるでしょう。

さぁ、一大電力消費地の皆さん。どう解決しますか?



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