中妄想:世界の多数は超大国を必要としない
そう、ロシアも中国もアメリカ合衆国も必要としない世界へ。そろりと動き出していると妄想しています。やはり、ミドルパワーが世界をリードする。さて、超がつかないが大国とみなされている日本はどう動くか。
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わたしのグレートパワー国は、下記の通り。
・アメリカ合衆国、・中国、・ロシア、・UK(イギリス)、・フランス
つまり、国連常任理事国(Permanent members:PM)
ミドルパワー国(MP)は、下記の通り。
・ドイツ、・イタリア、・インド(バーラト)、・日本、・韓国、・中華民国(台湾)、・フィリピン、・インドネシア、・オーストラリア、・ニュージーランド、・アルゼンチン、・ブラジル、・メキシコ、・カナダ、・南アフリカ、・エジプト、・イスラエル、・トルコ、・サウジアラビア、・イラン
どの道、国連常任理事国は煙たがられる。力があっても同意を得られない。そのように、妄想するのです。
わたしの妄想するミドルパワー国がまとまると、世界はどう変わるか。
まず、常任理事国が妨害し始める。常任理事国は世界を牛耳る。それが脅かされれば、あれだけけん制しあっている国同士がまとまり始める。G7を廃止し、PMサミットを繰り返し開催することになるのでしょう。
当然、ミドルパワー国連合もまとまろうとする。PMを上回る人口優位を利用し、一大消費・製造経済圏を作る。PMの経済もミドルパワー国に影響され始め、ロビー活動によりPM政治に影響を与え始める。
MPは、各国文化を最大限に尊重する。各国の事情をMPの中で共有する。そして、互いに融通しあう。理想的な連合国家の誕生です。
そう、世界は、PMとMPに別れ対峙しながら互いに影響しあう勢力図に代わっていくのです。
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G20のその先へ。それはミドルパワー国連合へと進んでいく。そう、妄想してみました。私の頭の中では、意外とバランスの取れた世界が広がっていったのです。本当の意味で、第二次世界大戦後の世界体制は終焉したのです。
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