モール街活性化対策・・・

が、必要となりそうな日本となるか。大手のリアル店舗は、ネット仮想店舗とどのように折り合いをつけるか、これからの課題でしょう。

一方、消費者は、「平成のモール」をどのように捉えていたのでしょうか。買い物もさることながら、「モールで時間を費やす」コトが目的だった気もするのです。モノを売るからコトを得るに転じたモール。催し物で人を呼び込むパターンも多様化しました。

ですが、この記事にある通り「・・・廃虚同然の『デッドモール』が増えている。・・・小売店の減少は地元自治体の税収減につながり、公共サービスの水準低下などの問題も引き起こす・・・」「落ち込み分を補うため・・・税率引き上げかサービスのカット・・警察や教育など公共サービスの水準が下がり・・・人口が減り、小売店舗がますます生き残れない・・・」
という現状です。映画館やジムや生鮮食品スーパーなど工夫があるようですが、どこまでつづくのか見通しが立っているわけでもなさそうです。

わたしは、過疎地で「商店街活性化」に参画したことがありましたが、対照的なモール街が同じ轍を踏むとは予想していませんでした。それは「人が集う場所が楽しい場所。インターネットでは、そこまでのパワーはない」と思っていたからです。ですが、予測違いで「買い物の楽しさは、インターネットの方がよりインパクトがある」と考え直さないといけないことになりました。

「人が集わないモール街」。もう、あの頃の商店街と同じで「お化け屋敷・探偵団」のような催ししか残っていないのかもしれません。ゾンビがゾンビを呼ぶテレビドラマの様で、ちょっと・・・。


「『廃虚モール』米郊外で急増 税収減、自治体に打撃
ネット勢に敗れ4分の1消滅へ」日経新聞 下記リンク参照


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