妄想:N.H大統領・R.D副大統領

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T前大統領の訴訟劇が進む中で、T前大統領の「大失言」が放たれる。T前大統領を支持する人々はより先鋭化し他を受け付けない極端な集団となっていく。もはや、一国の大統領候補として容認できない状況となった。

共和党のR.D氏とN.H氏は、「民主党から大統領を奪取」するために手を組む。他の候補もそれに加勢する。

民主党は、党内左派の強硬な言動により、現職大統領を支持する人々の顰蹙を買う。高齢大統領に対して共和党の大統領候補が光を放つようになる。

米国の中道が動き出す。共和党大統領候補の事前支持率が大きくなっていく。それに対抗するように民主党はさまざまなキャンペーンを張るが、どれも的外れとして評価される。勝敗は、大統領選挙を待たずに決まっていく様相を呈する。

T前大統領は、共和党を離れ独自候補として大統領選に臨む。だが、昨年までT前大統領に追従していた選挙人候補も離反していく。極度に先鋭化した支援者からテロリスト化した集団があらわれ、大統領選挙は騒然としてくる。

N.H氏とR.D氏は、大統領当選後の政策のすり合わせを行う中で、民間優先の政治施策と外交ではインド優先でグローバルサウスへの積極関与の施策を練り上げる。環境問題に関しては近からず遠からずの姿勢とし、移民に関しては強い管理を施策に反映する。対ロシアでは予想に反して強硬路線をとり、対中国ではインド優先をカードに使いながら、米中の民間とのすり合わせを積極的に推進し関係を継続していく。台湾問題では、台湾の民主主義を後押し「航行の自由作戦」を強力に進める。

中絶問題に関しては、棚上げ的な姿勢をとり極度の主張は行わない。支持層のキリスト教保守派の意見を聞くメディア戦略をとる。銃規制は行わず、暴動には "強い力で抑える" 対策をとる。その際、T元大統領の先鋭化した支持者も厳しい管理下に置く。

欧州とは距離を置き、積極的な協力は影をひそめる。韓国と日本とは綿密な安全保障ネットワークを構築する。

おおよそバランスをとる政策に、中道は安心感を持つ。民主党離れが加速する。その中で、N.H氏にもR.D氏にも 別々に "不倫" がささやかれるようになり、顰蹙を買う場面が幾たびかメディアを賑わせる。米国初の女性大統領であり、女性の権利に関しては強い思いがある。メディアに対しては、破綻しない程度の論理で "華やかな強さ" を主張していく。

R.D氏は、二期目の大統領候補として着々と準備を整える。

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なんだか、稚拙な妄想になってしまいました。ようするに、わたしは何もわかっていない。米国国民は、近未来を予測することができるでしょうか。ばらばらになってしまった米国。消去法による大統領選出で、吹き荒れるような妄想が止まらない。

#日経COMEMO #NIKKEI

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