妄想:金融界を味方につけなければ、H大統領候補は負けちゃうかも

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いうまでもなく「最後はカネがモノをいう」のです。ハイテク界や法曹界や紳士淑女たちが支援しても、現実、大統領になってから「カネ」が社会全体に回らなきゃ困るわけでして。

「カネ」が社会全体に回るためには「金融界のいうこと」を聴くこと。その政権では「そりゃ、無理よ」と思うことでも「やってみます」的対応取らんとね、うまくやっていけないのであります。

・・・の予感から金融界がH大統領になびかない。T大統領候補が金融界に都合のいい政策を実行するかは別として「ウマが合う」のでしょうな。金融界の気分がよくなる雰囲気があるんでしょう。

政治や経済は「カネ」が基本で「カネ」が回らぬ社会はあってはならない。(ただし、「カネ」が回らぬ社会は「混乱と希少価値で一部に限った巨万の富を生む」のですが)

HさんやTさんのどちらが大統領になっても、選挙後の混乱はやってきます。そのかじ取りでも「カネ」が必要。いまの時点で「カネ優位」の姿勢が若干でも揺らげば、選挙後の混乱収拾は覚束なくなります。

札束をどうばらまくか。そこが混乱の収拾の要諦なのでしょう。国庫がすっからかんになったとしても当座の混乱を治める「カネ」さえ用意できれば「大丈夫そう」という雰囲気が生まれて、それが社会に伝播すれば混乱がそこそこに収まる流れを作り出せるのだろうと思うのです。

だからHさんやTさんのどちらが大統領になっても、、国外の戦争支援には「カネ」は回らない。アメリカ合衆国に「カネ」がとどまる世界となるのでしょう。同盟国も準同盟関係の国々も、アメリカ合衆国から「カネ」がまわり回ってこないことを前提に、これからの国づくりをしないと干上がってしまうかもしれませんね。

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#日経COMEMO #NIKKEI

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