虐待加害予備群の駆け込み寺が必要
逆説的な書き方で恐縮ですが、虐待に至ろうとする親たちの悩みをいち早く解決する「一時子離れ駆け込み寺」的存在が必要と思うのです。
「手を上げて暴力をふるいそうになった」。「泣き叫ぶのは”子供の暴力”と受け取ってしまった」。「子供の嫌う事をわざと執拗に繰り返しするようになった」。「どうにも、子供から避けたい逃げたいと思った」。など、瞬時に起こった精神的な変化を自制が効くうちに駆け込みができ、その間、子供は公共機関との連携で安心できる環境に居られる仕組み。客観的に診断し後悔のない子供との向き合い方に導くところ。いつでも、開かれている場所。
虐待が日常化する前に、自身が単独で駆け込める場所づくりが急務と思っています。パートナーの精神的な支配下にあれば、なおさらの事。自死や依存症も含め、自制が効いていて加害・被害に気付いているときに ”受け入れる施設” があれば、自身も周りも ”幸せ” に帰っていけるのではないでしょうか。
電子機器が身の回りにあることを利用できないでしょうか。個人情報保護の観点があり、難しいかもしれませんが、”駆け込む” という決心を行動に移すために必要です。そして、駆け込んだ先は、どんなことがあっても ”人を否定しない場所” であってほしい。その人を全部受け入れて欲しい。そこから、幸せへの道が開かれると思うのです。