憂鬱な?高齢な同僚たち

とならないために、どうするか・・・笑。若い人にも煙たがられ、おなじ高齢者同士が武勇伝で牽制しあい「老いたサルのマウンティング」という醜態をさらけ出さないためには・・・。

兎にも角にも若い人より三歩さがって、若い人の歩く先を照らし出す役割に徹する事。それ以外になさそうです。ただし、若い人が走りだせば、同じスピードで余裕をもってその先を照らし出さなければなりません。知力・体力は、自身の若い頃より必要なのでしょう。

若者孝行の高齢者の憂鬱は、「あんた、なにができるの?」とスレートに訊いて来る若い人が結構いる事。昔なら、頭から湯気を上げながら叱責するところですが、血圧をあげない訓練をしなければならないようです。「鈍感力」。これが、高齢労働者の身に着ける最優先の能力かもしれません。年を追うごとに気短になります。「あんた、なにができるの?」に爆発すれば、「もう、いらない」と言われてしまうでしょう。家の外でも中でも・・・笑。

あとは、高齢の同僚とどう付き合うか。「おれのほうがすごかったんだぜ。あん?」という輩。「あ、そう。すごんですねぇぇぇ」と持ち上げて落とすか。それも、晩節を穢しているようでお勧めできません。できるだけ、精神的には高い極みまで上り詰めたいところ。武勇伝は少し往なして「一緒に若い人の役に立とう!」という方向にもっていきたいと思います。

晴れ渡った一日の終わり、暮れなずむ地平線。その時間をたっぷりしみじみと楽しめる、そんな「”働く”を終う」日々を送りたいと思いました。

「70歳雇用の条件(上) 働き方の「再設計」号砲」日経新聞(下記リンク参照)


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