新しい与党ができそうな予感・・・
議員となれば、与党として活躍したいでしょう。正直ベースで「自身の実力を試したい」と思うのは、当然の事。
故に、現与党と主張の大差ない少数政党が "連立与党" を目指すのは、自然の流れ。まさか、怨念で「みかえしてやる」的連立なんか組むわけがない・・・でしょう?
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「連立与党が国民の75%の支持を得る」なんて、見出しの新聞を読むかもしれません。世界で全体主義を主張する統領たちにとって、なんとうらやましい統計か。
連立与党の中では「サラリーマン議員」が続出し、それが当たり前となります。本来は「有権者に選ばれた唯一無二の存在」であるはずですが、"組織の細胞" となって、組織の伝達・意志に沿い活動するわけです。
ただ、国の運営においては「効率のいい政治」となるのかもしれません。有権者も "主張より効率" を求めているので、75%となっても「あー、そう・・・」となる。
そうこうしているうちに、世界はきな臭くなり「同盟の踏み絵」を踏まされることになるでしょう。「”大陸の踏み絵" を踏むか、"大海の踏み絵" を踏むか」という選択。お隣の半島国や半独立国家の大きい島とおなじ悩みを有することになります。
日本は ”大海国の軍施設” がありますから、躊躇なく「"大陸の踏み絵" を踏む」のでしょう。が、どうも、そう簡単でないのが政治。"大海国" が新しい大統領となっても ”自国優先主義" を変えてこない。
"大陸国" も自国優先主義で、どっちもどっち。そうなると、”大海国の軍施設” の重さが両肩にのしかかるのです。
さぁ、どうする "75%与党" さん。
与党の中には "親大陸" 勢力と ”親大海” 勢力がいます。その勢力争いが活発になります。
そうすると、与党の "親大陸" 勢力は、野党と共に連立をつくることを模索し始めます。日本の安全保障をどうするか。1960年代や70年代と少し色合いの違う安保闘争(騒動)が始まるのです。
イデオロギーの対立から ”市場の対立” へ。全体主義市場を選ぶか自由主義市場を選ぶか。"親大陸派" はスキキライに関わりなく ”全体主義連盟” への参加を余儀なくされます。
世界では「自由主義市場を守ろう!」キャンペーンが展開され、全体主義連盟の排除活動が忙しくなります。それへ活動費だけ捻出する日本政府は世界から孤立していくのです。
"大海国" から漏れ聞こえる本音、「日本を守る意味があるの?」。
自由主義市場を理解し、「命をかけて守る」国なのか、そこを試されるのです。
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妄想が過ぎました。「海山」神話を思い出しましたが、そのようにはならないでしょう。日本は世界の中で ”風に揺られる木の葉" でしかないのか。大木となり削り出して大船となって大海を渡る・・・なんてスケールは描かない方がいいのかもしれません。