相談するという事に、たどりつかないのです

(#30年後あったらいいな 用にリメーク・・・ブラック版)

決行を考えて動く人もいれば、衝動的に動く人もいる。その瞬間までは、頭の中は死に覆われていて、他の事は考えられない。だから、相談することができないのです。

自身の中で「意志の強さ」を演出しています。死に向けた不動の思いを演出しています。そして、「死によって訴える事」を延々と紡いでいくのです。

最期は「確実に目的を達成できること」が全てになります。

私は、妄想するしか方法がありません。なにより、私は死に対する意志の強さがないのです。「死によって訴える事」はないのか・・・妄想の中でないとは言えない日常を過ごしていますが、「痛い苦しいのやだ」が先に来るのです。

「人間が楽に死ねる」方法などないのだと勝手に信じています。薬を使ってもなにをやっても間脳を瞬時に閉じ、順に小脳・大脳へ閉じる連鎖を起こさせる仕組みと仕掛けがあったとしても。すべてを閉じる最後の最期で「猛烈な後悔」が一瞬間すべてを覆う事だろうと信じています。

「猛烈な後悔」の死を遂げないためには、生き抜くしかないのだろうと思います。苦しいけれど、痛いけれど。なにかに抗うような激しい呼吸のあと、最期にふうと深い息を吐いて終わるように。それは、とても安らかです。生き抜いた証左なのだろうと思うのです。

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「頭の中がいっぱい」の状態を、外から ”見える化” できないでしょうか。頭の中がいっぱいの人を見つけられれば、なにかの刺激で外に視線を向けることができるかもしれません。気絶するように眠ってもらい、目覚めた時に新しい時間を感じてもらえるかもしれません。「頭の中がいっぱい」を発見する研究が進んで欲しいと願っています。


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