インターネットがつながらない意外な原因とは?
こんにちは。
ITエンジニアでパソコンサポートを
行っている後閑克己(ゴカンカツミ)です。
この記事は過去に依頼を受けた実例から
取材しました。
あるお客様より、自宅の回線をADSLから
光に変えたのでインターネットが使える
ように接続して欲しいとの依頼がありました。
ADSLから光回線に切り替えれば新しく回線
を引く工事が必要となる他、インターネット
接続の設定作業も必要となります。
お客様先に到着して状況を確認すると、
NTTレンタルルーター → エアーステーション
という、ごく一般的な機器構成で、お客様が
契約しているプロバイダのアカウント
(接続ID、パスワード)をどちらかの機器に
登録すればそれだけでつながるはずなので
通常は10分以内で完了する作業です。
私はお客様からプロバイダの会員登録証を
預かると、持参したパソコンをルーターに
接続していつも通りの設定画面を表示させました。
(参考画像は私が使っているルーターの設定画面)
書類の文字を一字一字確認しながら当該の
ボックスに打ち込んでいき、最後に登録ボタン
を押せば完了です。
私はこういった作業を日常的に行っているので
会員登録証に記載された接続IDとパスワードを
そのまま画面のテキストボックスに入力する際に
間違える事はほとんどありません。
しかし、画面に表示されたのは "PPP認証エラー"
つまり、入力した会員情報が誤っているので
接続できません というエラーになってしまいました。
アレ、打ち間違えたか? と もう一度書類の
文字を確認しながら画面上のボックスに慎重に
入力しました。
最後に [登録]ボタンをポチッ と押せば参考
画像のように、"回線接続中" という文字が
現れるはずでした。
しかし、結果は最初に試みた時と同じ "PPP認証エラー"
この結果、私は入力ミス以外に原因があると
判断しました。
可能性としてルーター機器の不具合、回線工事の
ミス、配線のミスなどです。
しかし、光電話は問題なく動作しており、さらに
ONU(光回線終端装置)の前面ランプも正常に点灯
していたので回線側に原因がある可能性も低いと
考えられます。
その他ケーブルの不良の可能性もありますが、
別の作業では問題なかったものですので
これも否定されました。
最後に疑うべきはプロバイダです。
過去に実際に私が経験した事例として、お客様側
のクレジットカード手続きにミスがあって料金が
支払われていないためにプロバイダ契約が
止められていたという案件がありました。
そのため、プロバイダ契約が有効なのかを確認
しようとしてある事に気づきました。
さて私は何に気づいたでしょうか?
正解は、"プロバイダの接続コースが
正しくなかった" です。
インターネットサービスプロバイダ(ASP)と
契約する場合、ADSLや光など回線に合わせた
接続コースを選ぶ必要がありますが、
こちらのお客様は回線のみ変更されていて
ISP側のコース変更が行われていない状況でした。
この場合はコース変更手続きが必要で、
お客様にその手続きに関してご案内し
作業を終了しました。
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