【#日常の風景】　連想するものは人それぞれ

飲料の自動販売機で

寒い朝は、自販機で温かい飲み物を買って、
手を温めます。

最近、気づいたのですが、

「白湯」が売られていました。

誰が買うのだろう？

「白湯（さゆ）」といえば

中国人はよく、お湯を飲んでいます。

学生に、理由を尋ねたことがあります。
「冷たいものは体に悪い」とのことでした。

なるほど、
最近は、中国人が自販機で白湯を買うのだな、
と思いました。

家に帰って、主人に、
最近、自販機で白湯が売られているの、
知っている？

と聞いたら、

意外な答えが返ってきました。

ミルク用の白湯！

「ミルク用のお湯だね！」

主人は真面目な顔で答えました。

「外出したとき、ミルクを作る人がいるんだよ」

そうか！そうだった！

すっかり忘れていました。

長男が赤ちゃんだったとき、
外出時にはいつも、

主人が、息子を抱っこして、
２リットルの保温水筒を
担いでくれていました。

ミルクを作ったり、
おむつを替えたり。

お風呂にも
入れてくれてたなあ。

（何を隠そう私、息子を一度もお風呂に入れたことがありません）

今思い出しても、
感謝しかありません。

ちょっとウルウルしてしまい、

顔を見ると恥ずかしいので、

テレビを見ている主人の後ろ姿に
そっと手を合わせました。

それ以来、
自販機の白湯を見ると、

息子たちの幼かったときのことを
思い出して、

ホッコリしています。

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