子宮がん闘病中の女性に言わないで欲しいこと

この記事を読んでくださっている方は、相手の気持ちに寄り添おうとされている方だと思いますので、私なんかの記事を読まなくても心配ないと思いますが、癌の告知をされてから子宮を摘出して経過観察中の今日まで、自分の親、旦那、親戚、友達などから悪気なく言われたことで、それはあまり言って欲しくないなぁと思うことが結構ありました。

しかも、そういう方はあまり深く考えずに発言してると思うので、自分が過去に発言したことを忘れて、会う度に同じことを何度も言ってきたりします。
正直うんざりです😮‍💨

ほんの一部ですが、特に気になった言葉を紹介させていただきます。

・早く見つかってよかったね!それで死ぬ人もいるからね!
↪︎そうなんだけど、よかったよかった言わないで欲しかったです。あと、ステージ確定する前だったので、私も死ぬかもと思ってしまいました。

・近所の⚪︎⚪︎さんも同じ病気で亡くなったよ!
↪︎告知後のデリケートな時期に亡くなったとか聞きたくないです。

・あんまりネットで検索したりしない方がいいって!
↪︎あなたが代わりに有益な情報くれるの?

・まだどうなるかわからないのに、そんなにくよくよしてたって仕方ないよ!
↪︎あなたは癌の告知されてもくよくよせずにいられるんだね?

・妊娠の報告したかったけど、言いにくくて困った。
↪︎困らせてごめんなさいね。

・子供ひとりいるんだからいいじゃん!ひとりも産めずに摘出になる人もいるんだからさ!
↪︎これが本当に多くて、、、一番よく言われます。
確かにそうかもしれないけど、私はもうひとり子供が欲しかったし、子供がひとりいるからこそ、2人、3人兄弟の家族と交流する機会が多い。
自分の子供から「兄弟欲しかった」なんて言われた日には、申し訳なさで押しつぶされそうになります。

子宮摘出から1年近く経過した今なら聞き流せる言葉でも、告知〜手術後の病理結果が出るまでは、ちょっとした言葉でも落ち込んでしまっていました。

もし闘病中のあなたにこの記事に書かせていただいたようなことを言ってくる人がいれば、この記事を見せて牽制してもらって大丈夫です。

また、あなたの周りの子宮を摘出された方が、この記事に書かれているようなことを言われていたら、その場で注意できなくても、後からこっそり「それは言わないであげて欲しい」と伝えて、心無い言葉から守ってあげてくださいね。

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