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大学生がLOOKBOOKを1から制作! 撮影のこだわりをリーダーにインタビュー Part2

Keio Fashion Creatorにより「朝」「昼」「夜」の3つのテーマに沿って制作された今回のLOOKBOOK。各班のリーダーに制作のストーリーをインタビュー。全2回。

Marina Takata(1班リーダー / プレス)

今村: ルックブックの見どころを教えてください。

撮影地を商店街にして、シャッターが閉まっている状態で朝を表現するということに一番こだわりました。
ルックが2つあるのですが、1つはまだ眠りについている街の中に、夢うつつでうっかり迷い込んでしまった感じのふわふわしたデザインで、もう1つはそれとは反対で、準備をする段階というか、街の目覚めを待ちながら今日なにをしようか考えているという意味を込めたかっこいいルックです。2つを並べたとき、すごく商店街と合っていて楽しい撮影になりました。

平川: 撮影地の決め手はなんですか。

私はロケハンに行けていないので、撮影地についてあまり詳しくは話せないのですが….。
朝と昼の区別をつけるのが難しくて、どんなに明るい場所にいても昼のようになってしまってどうしようかと悩みましたが、商店街のシャッターが閉まっている感じで朝日が昇っているというのがすごく伝わりやすいんじゃないかなという気がして。まず商店街で撮影するというのを決めて、そこから東京の上野だったり巣鴨だったりをいろいろ巡って、ロケハンしたメンバーたちがアメ横が一番いいと感じたので、アメ横になりました。

今村: 他部署と合同で作業を行う中で、自分の役職だからこそ役に立てたことはありますか。

デザイナーやモデルさんとかにあまり不自由がないように予算を考えたり、あとはプレスだからというわけではないかもしれないですが、カメラマンを友人から雇ったり、以前プレスだった人の友人に頼んだりして、予算も考えながら部員内でなるべく済ませるようにしました。
でもやっぱりプレスだとお金関係が一番大変だったので、場所を借りたりだとかはプレス内でかなり話し合いました。

平川: 予算内に収める工夫はなんですか。

さっきも言ったように、カメラマンさんとかを外部から雇ったりするのではなくて、自分たちの友人にお願いしてそこまでお金がかからないようにしたり、撮影地を都内にすることでモデルさん含めみんなにとってアクセスがよかったので、交通費があまりかからなかったり。
早朝というのが一番ネックだったのですが、それはお金とは関係なかったので、誰に頼むのかということと交通費を工夫しました。

今村: 撮影地でのトラブルはありましたか。

トラブルでいうと、朝の商店街ってどのくらい人が来るのかとかをあまり予想ができないので、ロケハンに行った時はあまり人がいなかったのに本番の撮影になったら意外と人が増えてきたりして。
カメラに人が写るのはあまりよくないので、撮影する場所を少し移動したりしました。理想としてはシャッターが閉まっていてあまり人がいない状態がよかったので、人通りの少ないところを探すのに結構時間がかかりました。そこがロケハンの時とは違った感じになったかなと思います。

2023.9.30
KEN IMAMURA / AOI HIRAKAWA(INTERVIEWER)


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