【コラム】世界のトイレ事情
日本のトイレって、どこに行っても綺麗だし、高性能だし、トイレットペーパーも質が良い🚻
トイレの個室に入ったら自動的に蓋が開いて、座ったら自動的にサウンドが鳴り、終わると自動的に水が流れる。
最近は、「トイレが満室になりました」と個室にメッセージが出るトイレもあって、長時間の利用に対するコーションを出すものもあったり、商業施設ではトイレの混雑状況をスマホで確認できたりもしますよね!
むしろ、ウォッシュレットが付いていないトイレを探す方が・・・難しいんじゃないですかね?
でも、これって本当に当たり前ではないんです!!
私が最初に驚いた?使い方がわからなくて焦ったのが、これ↓
東南アジアでよく見られるこの「ハンドシャワー」なるもの。
結構良いグレードのホテルでも付いてたりもして、いつまで経っても本当の使い方が分からなかった💦
正直、本心、「え…これ、本当にみんな使ってるの?」と
しばらく疑心暗鬼でした😅笑
このハンドシャワーの使い方。
それは、直接お尻にシャワーを当てるのではなく、シャワーの水を手に当てながら、手でお尻を洗うために設置されています。
インドでは「左手は不浄の手」と言われますが、この使い方を知って、その意味合いを知ることが出来ました🚽
あぁ…だから便器の形も《洋式+和式》みたいなハイブリットみたいなものがあるのか…。
色々な点が線で繋がる〜〜〜💡💡💡笑
日本のように上下水道が整備されていない国では、トイレットペーパーが流れない(詰まる)可能性が高いので、ペーパーを流さない代わりにこのシャワーを使うのです。
そう言われても・・・やっぱり抵抗感が・・・
正直私もその気持ちが優った一人です😅
しかし、この文化が当たり前として生活していた外国人の一部の方にとって、むしろ日本式のトイレの使用方法が分からないと言うことが当然生じます。
商業施設のトイレで、
「便座に座って下さい」
「終わったら流して下さい」
などの使い方が書かれた紙が貼られていますが、これって本当に重要!
むしろ、もっと詳細に書いてあげてもいいくらい!!
なぜか?
実は以前、インドやインドネシアのフライトで・・・
トイレの清掃に入ると、トイレ内が満遍なく水浸しになっていた経験が、
何度かありました✈️
最初は、ベイスン(手洗い水)の故障を疑いましたが、結果は違いました。
※何が起こっていたのかは、推測して下さい🤲笑
日本が偉いとか、海外が劣るとか、そんなことを言いたいのではありません。
しかし、お互いに「当然」だと思っていることは、決して「当たり前ではない」ことが多くあると言うことを前提に、インバウンドのお客様を迎える必要があります✨
トイレのようなプライベートな空間では尚更です。
だって…もし自分が当事者だったら、シンプルに恥ずかしい思いをするじゃないですか😰!!
ヨーロッパでは、有料のトイレも少なくなかったり・・・
韓国の地方部では、使ったトイレットペーパーを入れる用のゴミ箱が設置されたトイレが残っていたり・・・
※2018年以降、韓国全土に完全水洗トイレの普及が進んでいます⚠️
私たちがそれぞれの国に行くときには、もちろんその国の文化に合わせ、
逆に、海外の旅行客の方が日本に来てくれた時には、その方々が困らないような「気遣い」こそ、まさに小さな「ホスピタリティ」になりますね♡