No.00
こんにちは。
「新米建築士の教科書」を読み始めて冒頭に、
「優れた建築家は過去事例マニア」という見出しが出てくる。
あの安藤忠雄も世界中を旅して多くの建築に接し、コルビュジェや高橋紘一といった先人たちのコンクリート建築を徹底的に研究している。そうした過去の事例をしっかりと自分の頭に叩き込んだうえで多彩なコンクリートの表現を生み出している。
自分に置き換えるとどうだろう、と考えてみる。
建築の仕事に就いているにも関わらず、自分の好きな建築家数名と有名な建築家さら~っとしか知らないし、もっと深く知ろうともしていなかった。
なんとももったいない!
せっかく日本に生まれてきたなら、日本の建築、それを設計した建築家について深く知ることも大切なのでは?
問題に直面した時、知識の中からたくさんの事例を選び出して、それを足がかりになにか生み出せるときがくるかも?と思う。
(まだまだ先のことだろうけど。)
そこで、自分の知識も高めるために出身都道府県別に建築家を自分なりに調べ、これから紹介していこうと思う。