2024年群馬への旅 上野三碑
はい、今年2回目の群馬への旅をしてきましたよ。
ユネスコの世界遺産をご存知の方は多いと思います。
群馬県では富岡製糸場が1番有名でしょうか。
群馬県には2017年にユネスコの世界の記憶に国際登録された上野三碑(こうずけさんぴ)という3つの石碑があります。
どれも飛鳥時代から奈良時代初期の1300年程前の石碑です。
え?世界の記憶って何?(°∀°;)
上野三碑というものがあるのは知っておりましたが、世界の記憶という国際登録は知りませんでした。
登録されていたのを知らないのではく「世界の記憶」そのものを知りませんでした。
ユネスコさん、ごめんなさい。
その三碑ですが、作られた年代順に、山上碑(やまのうえひ) 多胡碑(たごひ) 金井沢碑(かないざわひ) です。
タイトル画像は右から年代順になっております。
パンフレットと同じ順番に並べてみたのでございます。
今回はそんな上野三碑の旅です。
まずは多胡碑へ行きました。
次に訪れた山上碑は完全な形で残る日本最古の石碑になります。
隣に古墳があります。
母に捧げる石碑です。
子供ちゃんに「母が死んだら石碑建ててもいいよ」と言ったら「ハッ」と鼻で笑われました。
最後は金井沢碑へ行きました。
どちらの石碑でもボランティアの方が説明してくださいました。
そしてどこでも「どちらから?」と聞かれて答えたり、車のナンバーを見て、ボランティアの皆さんから驚かれました。
県外者はあまり来ないのかな?
説明に熱が入っておられました笑
以下、わたくし個人の解釈です。
山上碑 → 亡き母に自分はこんなに偉く(僧侶)なったよと知らせる石碑
多胡碑 → 今で言うところの新しく作る自治体の規模と、その長を発表した連絡石碑
金井沢碑 → 三家という一族の戸籍的な石碑
三碑とも車移動にはなりますが、それぞれナビ様計算で14分の距離にありました。
近くに集まっているのは珍しいそうです。
石碑を作るには知識も技術も財力も必要だったでしょうから、群馬が大和朝廷時代にどれだけ重要な場所だったのだろうと改めて思いました。