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素直になるについて考える

長年の友達であり、元同僚と久しぶりに話して思ったこと。


【素直になる】


ってなんだろな…?って。

何らかの組織の上の立場の人がよく使う言葉のイメージ。
実際、私自身も何らかの組織の下の立場として
言われた経験がそれなりにある。

『素直に』
俺の、私の、話を聞け…ってこと?


何でこう考えるかっていうと
基本的に私自身が『素直じゃない』からなんだけど(笑)

その『素直に』を発してる人は
きっと最初は自分の体感、実感として
『素直に』話を聞いたり実践したりして上手く行った経験があって
だから、言われたことは

『素直に』やった方がいいよ。ってことだったと思うんだけど

経験、技術、立場が上がば上がるほど
その『素直に』を発している張本人たちは
『素直』じゃなくなってる気がするんだよね。

それは今までやってきたプライドもあると思う。

でもよ?

正直言って、そういう『素直に』と言ってる人の方こそ
下の立場の人からの、今までのやり方や経験がないからこその
客観的な疑問や、意見を『素直に』は聞けてないよねw
って思っちゃうんだよね。

組織の中だと、立場が上がれば上がるほど考えが固定化してしまいがち
視点が狭まりがちだと思うんだけど
組織全体をうまく運営するうえで

上の立場だからこそ見えるものが勿論あるだろうし
考える必要のあることもたくさんあるとは思う。

ただ、上の立場になって『素直に』と発している以上
その人自身も『素直に』が実践できてないと
上の立場と下の立場の分裂が起きると思うんだよね。

下の立場からの、コレおかしいよね?っていう発信は
プライドを傷つけるのか?
凝り固まってしまった思考から、そもそも受け付けられないのか?
大抵、跳ね返されちゃう不思議。

まあだから、私は誰か人様に対して

 『素直に』
 
だなんて言えないなぁって思ったっていうお話でした。

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