ねこむらからサエさんへ 5/28 RJと世代の交代
本日は5月らしい気候でした。こういう過ごしやすい日々って集めても1週間ぐらいしかないと思うので、貴重ですね。
と、ぼーっとしていたらもう6月になるようです!あっという間に暑くなりそうです。
瀬戸さんと華ちゃんのSPライブ、見逃してしまったので感想を興味深く拝見しました!同期萌え…そんな尊い関係をじっくりと観られるとは!華ちゃんの方はおとめのフラグの回収という、これまたファンにも堪らない企画だったんですね。
こういうSPライブは正直もっと増やしてくれてもいいのにと思いつつ、めったにやらない(できない)ご褒美みたいな特別感があるものだから、大切な思い出としていつまでも愛でていたいです。
あと、私も宝塚のディナーショーがあったら絶対行きたい…憧れです。
さて、咲ちゃんプレお披露目公演まで考えたらあと1週間もありません。もともとあんまり予習しない性質ではあるのですが、作品の予習以前に、ちゃんと開幕されるんだろうかという不安が先にきてしまい、落ち着かない日々を過ごしています。
サエさんも夢千鳥の上演前はこんな気持ちだったのかなぁと想像しつつ。
あとはこのご時世(という言葉を何回使っているのか)なので、予約していた愛媛行きの飛行機が欠航になってしまい別便に振替対応をしたり、泊まろうと思って予約した宿が休館になってしまって別の宿を探したり、と、バタバタしています。
数年後提供できるだろうネタを今作っている…という気持ちで淡々と処理していますが、これも落ち着かない要素の一つかも。
といいつつ、そんな中でも観劇の日は来るもので、最近みた作品は、赤坂ACTシアターでの「ロミオ&ジュリエット」(以下RJ)です。
宝塚でRJを見ると、宝塚って人が多いなー(それでも今の状況だと半数しか出られないのに)と、宝塚で上演されると女性の役が少なすぎるから残念だな、と思っていたのが、こちらのRJでは、主要な役にそれぞれとても良いソロ曲があって見どころがある作品なんだな、という感想に変わるのが面白いです。求めているものが構造的に違うんですね。舞台ファンとしては、同時期に同じ作品を違うカンパニーで見られるのって贅沢だなぁと感謝しています。
その中でも、今回は大人キャストの人以外はほぼ全員が初めましてという状態で、世代交代感を大いに感じました。
特に最近発表される作品は主演クラスが5~10歳ぐらい若返っていて、上演されている舞台作品の中心と、自分の興味の中心がズレていく感じを味わっています。
実態は徐々に、なんですが、感覚では最近急に!という気分です。やはり「知らない」(名前は知っているけれど演技等見たことがないを大いに含む)というところで、取り残される恐怖ですかね。
その恐怖を乗り越えて、また楽しめる要素を見つけられるか?がカギだとは思うのですが、自分の気持もそのサイクルに乗せられるかがまだわかっていません。宝塚はそのあたりは強制的に流されていくシステムになってるので、それはそれで良くできていますが。
最後に、キャストの感想も書いておきます。(5/23 ソワレ公演)
ロミオ:黒羽麻璃央君→出てきたときに、これはロミオだ!と納得するオーラの持ち主。事前特番を見ていたら彼は一番小池先生の言葉を理解していそうだなと思っていたので、今後の伸びしろも期待。
ジュリエット:天翔愛ちゃん→初舞台という初々しさと度胸のバランスが良かったです。
ベンヴォーリオ:前田公輝君→ベンヴォといえば浦井君ですが、根底に浦井ベンの流れを汲んでいる気がしました。
マーキューシオ:大久保祥太郎君→石川禅さんに似てるらしいと聞いてから確かに禅さんに似てる!と。お名前をどこかでずっと拝見してましたが今回初めまして。
ティボルト:吉田広大君→世紀末感が出ている外見に隠された純情。切ないティボでした。低音から高音まで歌声の安定感がすごい。
死:小㞍健太さん→あまりにも"正確"な動きで、とても無機質な死を感じました。愛ちゃんの死と対決させてみたい。