入社して2年経過!1年前と何が変わったのか?
こんにちは、インターステラテクノロジズ(以下、IST)の片桐です。ISTに入社して早いもので2年が経ちました。去年のちょうど今頃、1年目の振り返りをnoteに綴っておりまして、2年目も同様に振り返りたいと思います。
このnoteを執筆するにあたり、去年のnoteやスケジュールを改めて見直してみました。去年のnoteに「今年は進化というテーマで業務にプラスαが出せるようにしたい」と書いておりましたが、今年はどうだったのでしょうか?早速、2023年7月~2024年6月までを振り返ってみましょう。
1年の振り返りをしてみて感じたことは、2年目を一言で表すのであれば、「進化」でした。笑
「いやいや、どうせ去年のnoteを見てワードを寄せてきただけでしょ」と思われるかもしれませんが、たくさんのメンバー(129名から170名まで増加)の入社や新規拠点開発(4拠点から6拠点へ)など目に見える成長をしてきました。
私が所属するチームも、2023年7月時点では3名だったのが、今では11名となりました。新しいメンバーの加入により、未開拓だった領域が整理され、業務にプラスアルファが日々加わっていることを実感しています。(メンバーの皆さんには本当に感謝をしております)「進化」した業務や印象深いエピソードはたくさんありますが、3つに絞って振り返っていきたいと思います。
採用業務の移管
私が行っていた採用業務を移管できたことは大きな進化でした。ロケット開発を推進するためには、資金繰りが生命線ですが、人材採用も生命線の一つです。ISTの場合、採用人数も年間40名程度(出向社員や業務委託等は除く)と一人で対応するにはボリューミーな数値。昨年までは私一人で対応しておりましたが、今回新しく二人のメンバーが入社して業務を移管できたことは、チームが「進化」した大きな一歩だったと思っております。
特に採用メンバーが主体となって採用イベントの開催、採用ニーズがある部署のリーダー陣が毎週集まってスカウトをもくもくと送る会を通して、全社の採用のモメンタムを上げられたことは、採用を推し進める起爆剤になっていると思います。その結果、今年度(2024年3月~2025年2月)の採用目標40人に対して、25名と良い進捗で進んでおります。
また私がこれまで採用業務を進める中でお会いできなかったような多様な経歴の方や、海外国籍の新入社員の増加も、会社のダイバーシティを推進する一助となっています。これまで一人ではできなかったことが、形となり、そして成果に結びついてることは、本当に「進化」しているといえます。
初めての研修・サーベイの実施
急増するメンバー数。いつ成長痛が発生してもおかしくないこのタイミングで、組織成長のドライブをより一層かけるために常にクリティカルな組織課題が何かアンテナを張る毎日。
1年目には人事評価の大規模な改定を行い、2年目は制度の適切な運用と現場への浸透を目指しました。そのため、目標設定の重要性や振り返りの心構えなど、基本となるマネジメント研修を実施しました。
また全社員の目標設定を目視でチェックし、組織の成長を促進する方法を各マネージャーと共に模索。現在170人規模ですが、今後の成長に備えて、しっかりとした目標設定と振り返りを行う組織を整える取り組みは非常に有益でした。
今年から組織課題を共通言語で把握するためにエンゲージメントサーベイを導入しました。現在、メンバーの皆さんからの回答を集め、分析結果を基に、経営陣とディスカッションする準備を進めております。まずは組織課題の共通言語化をStep1として取り組んでいきたいと思います。
新たな業務に挑戦
今年に入ってからは、これまで手つかずだった業務にも取り組むことができました。特に印象に残るのは、東京支社増床対応と安全衛生委員会の改善です。
東京支社増床は、要件定義から物件探し、レイアウト設計、予算取り、工事業者との契約などと初めて経験しましたが、チームのサポートを受けながら無事に完了し、10月の利用開始に向けて計画通り進行しています。早く、お披露目できるのが楽しみです!
安全衛生委員会に関しても、メーカー企業での委員会運営は初めてで、衛生管理者1種の資格取得、今後の運用計画策定などこれまで在籍した企業でもやったことの内容業務に取り組めたのは刺激的でした。
最後に
この1年間、ISTとしても多くの大きなイベントがありました。SBIRの採択やJAXA-SMASHへの参加、そしてエンジン試験の成功などがその一例です。宇宙業界は注目度が高く、追い風を受けていることをヒシヒシと感じます。ISTとしては1秒でも早く、ロケット打上げをするべく、私はコーポレートとして、会社全体のエンジンとしての役割を果たしていきたいと思います。
最後にではありますが、この1年間、私自身も多くの学びと成長がありました。私の次の1年は「飛躍」というテーマで、活動の幅を広げてこれまで種を植えていたものが、少しで花開いていくような1年にします!
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