ココナラビデオチャットでカメラが競合してブラウザアプリが起動しない問題の解決策(力技)
英検1級2回合格・TOEIC満点の日英バランスバイリンガルのKOTAです。
事業サイト K-ENGLISH と ココナラ にて、オンライン英会話、英検指導、日英翻訳、英文添削、留学相談、メディア寄稿等、英語に関するサービスを提供しております。
本記事ではココナラビデオチャットが起動しない、繋がらないときのトラブル対処法について、KOTAの環境での対処法をお伝えいたします。
KOTAはプログラミングの知識などありませんが、正直に申して、ココナラのアプリの仕様にトラブルの原因がある印象です。
0. PCを再起動する
KOTAはレッスンごとにPCを再起動しています。ココナラビデオチャットは少しのことで動かなくなります。レッスンとレッスンの間に準備時間として15分を必要としているのは、PCの再起動、ココナラのビデオチャットに接続(認識される)、OBSの再設定をするのに10分かかるからです。
1. 相性の良いウェブカメラをつないでおく(ラップトップの場合は認識させておく)
「相性が良い」と言うのがポイントで、KOTAの手元にある2012年モデルのLogicool C920と、2020年に発売開始されたLogicool StreamCamをそれぞれつないだ場合、C920のほうがブラウザアプリがスムーズに立ち上がることが多いです。StreamCamは、クルクルまわって待たされて立ち上がることもあれば、速攻ではじかれることもありました。OBSやDroidCamなどの仮想カメラだけではブラウザアプリは起動しませんでした。ココナラビデオチャットは起動させるには、Edgeに物理的なデバイスを認識させる必要があるようです。
2. ココナラビデオチャットを起動させてから、仮想カメラを選ぶ
KOTAのオンラインレッスンでは、OBSを使い、教材とKOTAの顔を同時に映しています。SkypeやZoomでは画面共有時にウェブカムも維持されて2画面を映せるのですが、ココナラビデオチャットではできません。ココナラビデオチャットがC920を認識して接続された後に、OBSの仮想カメラを選び、OBS側で「仮想カメラ開始」のボタンを押します。
3. 仮想カメラを選んで開始してから、キャプチャデバイスのUSBをPCに差し込む(物理的な力技)
Edgeでココナラビデオチャットを開いた瞬間に、ビデオキャプチャデバイスがPCに接続されていると、Edgeとココナラビデオチャットがビデオキャプチャを認識してOBSと競合するらしく、OBSではビデオキャプチャ画面を取得できなくなります。ですので、1.2の段階では物理的に切り離してEdgeとココナラに認識させないようにします。ココナラビデオチャットにOBSの仮想カメラを映せたあとに、ビデオキャプチャデバイスのUSBをPCに差して、「Edgeは認識しないけれど、OBSは認識する」状態を作り出します。Edgeに認識させるカメラを選択させるツールなど探しましたが見つけられなかったので、物理的に解決することにしました(力技)。
4. ビデオキャプチャ(Switch)がスリープしないよう注意する
Nintendo Switchがスリープして、ビデオキャプチャデバイスへの信号送信が切れた瞬間に再接続不可になることがあるので、ビデオキャプチャデバイス(Nintendo Switch) を使っているときはとにかく切れないように注意をはらいます。
5. PCの再起動をしても画面クルクルのときはスマホアプリから発信する
KOTAのレッスンでは、基本的にゲーム画面や学習画面とKOTAの顔(ウェブカム)を同時に移しているため、普段通りの画面を提供できずに申し訳ないのですが、ご購入者さまにお断りして(お願いして)スマホアプリからKOTAの顔のみで発信させていただくことがあります。
6. スマホアプリも画面クルクルで動かないときは、スマホアプリの削除と再インストールをする
たまにココナラ公式からiOSアプリ全体の障害がアナウンスされていることがあります。アナウンス内容には含まれていませんが、障害アナウンスと同じくスマホからのビデオチャットがまったくできない時期がありました。その後、アプリの再インストールをしたら画面クルクルは直りました(発信はしていないので実際の動作はわかりません)。
7. PCもスマホも繋がらないときは「障害」と割り切って、別日の振り替えまたはキャンセル返金をお願いする
PCもアプリもつながらないときは、全額返金キャンセルをします。ココナラシステムでは一部返金のしづらいため※、月〇回のうちの1回など、複数回分のお支払いをお預かりしていて一部返金のしづらいときは別日への振替えをお願いします。
※ココナラシステムで一部返金しようとすると煩雑な手続きになります
結論:ココナラビデオチャットは不具合が多すぎて使いたくない
0~7で書いた工夫が必要なのはココナラビデオチャットのみです。SkypeやZoomならば、ひとつも気にせず安定して通話できます。ココナラは月2回くらい、複数のお客様に対して繋がらない日があります(再起動しても繋がらないので「障害」と判断しています)。Skypeで通話困難になるのは半年に1回あるかないか程度で、ほとんどの場合はスマホアプリに切り替えることで解決できています。Skypeのご利用者様には、障害時のサブ回線としてZoomをご用意しておりますが、避難として使ったことはありません。
ココナラの規約上、全額返金か別日振替しか案内できない
ココナラの規約で、ココナラからお申し込みを頂いた分については、ココナラ独自のビデオチャットを使うことを定められています。SkypeやZoomのアカウントを伝えることは禁止されています。ココナラビデオチャットが不調の場合は、ほかの通話手段に切り替えることが出来ないため、ご購入金額の全額を返金するか、別の日に振り替えていただくことをお願いしています。
ビデオチャット不具合のリスクが高すぎる
たとえばココナラで60分2000円でビデオチャットを実施する場合、KOTAの手取り額は1560円です。前後のメッセージや機材の準備等を含めると、80-90分かかりますので、時給換算すると1040円くらいです。
ココナラビデオチャットが不調のために、ご購入者さまに謝罪メッセージを作成して、別日に振替をする場合は、60分×2回+メッセージ対応40分くらいがかかるため、時給換算すると時給580円以下になります。
ココナラビデオチャットが不調のために、ご購入者さまに謝罪メッセージを作成して、全額返金をする場合は、60分+メッセージ対応40分くらいで計100分を費やして手取り0円です。
不調が月に3回あるとしたら、KOTAの売り上げに対しては結構な損失です。さらにココナラビデオチャットは毎回の準備時間に15分を要するため、60分のレッスンは実質75分以上を要します。Skypeは準備時間5分以下で足ります。
継続のお客様は、***に移られることが多い
お客様の側からも「使いづらい」「繋がりづらい」とのご感想をいただくことが多く、一般通話アプリを使いたいということで、ネットでKOTAを見つけてSkypeに移られる方も少なからずいらっしゃいます。KOTAとしても、通話不調の心配がほぼ無くなることに加えて、自分の裁量でキャンセル時の返金対応ができるようになるのでやりやすいです(月8回ご購入いただくうちの1回分を返金するなどできるようになります)。
ココナラは広告として頼もしいが、メインでは使いづらい
ココナラの広告効果は非常に高いため、広告料兼保険料として手数料を支払う価値はあると思います。しかしながら、KOTAのようにビデオチャットを多用する出品者の場合は、ビデオチャット機能の安定性の面から、メインのプラットフォームとするには損失リスクが高いかもしれません。翻訳などのテキストサービスには、十分に足りていると思います。
(この話は、有料記事にまとめました。売り上げについても具体的に触れています。KOTAの稼働は週10時間程度ですが、フルタイム講師として働けば、税金や保険料の支払い後も初任給程度の手取り金額になると思います)
Win10、Edge、iPhoneでの使用体験談です
それぞれに環境が異なりますのでお役に立てるかはわかりませんが、KOTAの備忘録兼体験談として本記事にまとめました。ご参考にいただければ幸いです。
ネイティブ英語チューター K-ENGLISH KOTA
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