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年50万円でアメリカの正規高校卒業資格をとる方法! ネイティブが教える学校選びのポイント3つとキーワード集

英検1級2回合格・TOEIC満点の日英バランスバイリンガルのKOTAです。
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本記事では、日本に居ながらにしてアメリカの高校卒業資格を安く取得する方法についてお伝えいたします。読者の方(お子さまの英語能力)を選ぶ方法と内容ですが、K-ENGLISHでお話しさせていただくお子さまの中には素晴らしい言語能力をお持ちの方がいらっしゃることから、このようなニッチな情報もいつかどなたかのお役に立てれば幸いです。

本記事は「お子さまにあうインターナショナルスクールの選び方。インター家庭はこの7点をチェックします!」の続きです(本記事を書こうと思って前フリだけで終わったのが前記事です)。


アメリカの高校を卒業できるオンラインインターナショナルスクールの学費は年155万円から

「アメリカの高校卒業資格がとれる」「日本とアメリカの高校のダブルディプロマが取得可能」「卒業後はアメリカの大学に進学できる」と宣伝する、オンラインインターナショナルスクールというものがあります。とあるアメリカの私立大学付属オンライン高校の卒業証書を得るための学費は年間155万円~でした。別記事に書いた「文科省に認められたインター」の高校の年間学費200万円~に比べれば若干安いです。実は「アメリカの高校卒業資格」「卒業証書(ディプロマ)」制度は各州各校のルールがあり、一様ではありません。紛らわしい表記に惑わされないためのチェックポイント3つとキーワードをご紹介します。

アメリカの正式なオンライン高校を見極める方法3つ

1. 米国教育省と米国高等教育アクレディテーション協議会(CHEA)によって認定されている認証組織によって認定されたオンライン高校を選ぶ

(さっそく訳がわからないですね) アメリカの小中高校の正規課程とは、外部認証組織による評価や監査を受けて認定された学校(教育施設)で実施される教育プログラムのことです。
アメリカの小学校、中学校、高校、大学などの教育施設は、教育省をトップとする(※)認証組織より認定(accredited)されています。日本の文科省が認めるWASCは、6つある地域認証組織の一つになります。
そのほかにアメリカの小中高校がよく取得している認証にCOGNIAという教育品質保証機関(非政府組織)によるものがあります。COGNIA参加校(認定校)は、アメリカをはじめ世界80か国以上に約36000校あるそうです。
アメリカで公的に認められる卒業資格(本物の卒業証書)を得るには、外部認証組織から認定を受けた、高校卒業証書を発行する資格を持つオンライン高校を選ぶ必要があります。

※ 教育省&米国高等教育アクレディテーション協議会(CHEA)→WASC、COGNIAなどの認証組織→各学校、という関係性です

キーワード:HLC, NEASC, NCA, NWCCU, SACS, WASC, COGNIA, accredited

2. College Board に登録されている学校を選ぶ

Collage Boardは、アメリカの大学入試テストとして有名なSATや、APプログラム(高校-大学間の単位認定制度)などの管理と運営を行っている非営利団体です。APプログラムを提供している学校は、Collage Boardに登録されており、CEEB code (SATやAPの受験や申込みに必要な番号) を持っています。

こちらのページの"Search by School Name or Code"と言う欄に、学校名を入れると該当する学校がサジェスト表示されます。オンライン高校では、サービス名とCollage Board上の登録名が違うために表示されないことがあります。その場合はメールで問い合わせてみてください。K-ENGLISHでは英文メールの代筆や作成を承ります。

キーワード:Collage Board, CEEB code

3. 文科省の認める「国際的な評価団体」認定校を選ぶ

上記1番と2番の条件に合致する学校が、いわゆる「アメリカの正規高校」「正規課程(標準的な教育)」に相当します。さらに、日本にお住まいで「日本でも通用する資格がほしい※」と考えるならば、文科省が認める「国際的な評価団体」の認定校を選ぶ必要があります。

キーワード:WASC, ACSI, CIS, NEASC

※日本にお住まいならば、全日制/定時制/通信制高校で卒業資格を得る、高等学校卒業程度認定試験に合格するなどして大学入学資格を得るほうが簡単で現実的です

日英ネイティブがダブルディプロマ取得のご相談を承ります

K-ENGLISH KOTAでは、海外幼稚園、現地校、インターナショナルスクール、年間学費XXXX万円のボーディングスクールまで多岐にわたる入学お手伝いの実績がございます。リピートご購入者さまからのご相談は、簡単なものにつきましては無料で承っております。どうぞお気軽にお問合せください。

年間学費50万円でアメリカの高校の卒業証書を得る方法

以下、本記事執筆時点の為替レートを参考に、1アメリカドル=150円換算にて記載します。

アメリカの高校卒業資格の実際は2種類にわかれる

アメリカの高校の卒業要件は学校により異なりますが、おおまかに以下の2つにわけられます。

  1. 高校4年間で24単位を取る(高校を卒業するだけ≒日本でいう「高卒」状態) (オンライン高校では21単位としているところもあります)

  2. 高校4年間で28単位以上を取る。うちいくつかをAPやHonorsと言う難易度の高い授業にする(アメリカ大学進学を目指した高校卒業)

いずれも「アメリカの高校卒業証書」をうけることができます。日本にお住まいで「アメリカの高校卒業資格」の取得を考える場合の多くは、大学進学を視野に入れていると思います。しかしながら、多くの日本人の方(お子さま)は英語力の面から28単位をとることは難しいと思います。
アメリカの高校が4年間に対して、日本の高校は3年間のため、4年分の学習を3年間でこなすことになります。
24単位を3年間で割ると、1年あたり8単位取得すればよいことになり、計算がしやすいので、本記事では24単位の取得を目指す例をご紹介します。

3年間の費用例(年間学費、単位ごとの購入例)

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