ドアのカギは掛けずに半開き
こんにちは、K-baraです。
自分で言うのもなんですが、年々考え方が緩くなっているような気がします。
一言でまとめると、
「答えなんて出さなくていい。」
この考え方を意識するようになってから、随分楽になった気がします。
なぜなら、どんなに死に物狂いで頑張って答えを探しても、自分の力ではどうしようもないほど難しいことは世の中に山ほどあるし、昨日まで正しかった考え方が、今では間違いって話もゴロゴロあります。特に、自分自身の病気やコロナ禍で大きく様変わりした世の中を体験してから、その傾向はますます顕著になったと思います。
病気の話で言えば、必死に健康に気を遣い節制しても、残念ながら先天的な疾患が見つかることがあります。また、体調不良を何とかするために、色々な健康法やサプリメントを試しても、結局はホルモンの疾患が原因で、それを治さない限り何をしてもムダだったという残念なケースも知っています(ちなみに僕がこのパターン)。
コロナ禍の話でいえば、出世のためには人付き合いの良さが大事だったのが、今や大人数の会食は御法度のような空気になってしまいました。(個人的には、昔の飲み会至上主義も、今の飲み会=犯罪みたいな極端な扱いもどちらもどうかと思いますが・・・。)
何をやっても裏目に出るかもしれない今の時代において、どうするのが一番楽な生き方なのか。それが、冒頭に書いた「答えなんて出さなくていい」って生き方です。そして、それに加えて「扉は半開き」って感覚も大事にしたいと思っています。
いつも心の扉は少し開けて、新しいモノを受け入れたり、パッと考え方を変えられる余裕を持っておくことですね。
趣味の筋トレの話ですが、昔はやたらと「自重トレかダンベルか?」とか「マシンかフリーウェイトか?」とか「ジムトレか家トレか?」を一生懸命ネットで検索していました。どこかに自分にピッタリのやり方があって、それ以外はすべてムダになると考えていました。
結局、どの方法でも一長一短はあるし、そもそも始めなければ意味がない笑
何だかんだ、最終的には全部やることになっていました。
ちなみに、今はコロナ禍やら引越やらで、以前のようにジムには通えなくなりました。しかし、それでも自宅に色々器具を揃え、家トレに勤しんでいます。これが、ジムトレ以外の方法への扉を閉ざしていたら「ジムトレ以外意味がない!!」といって筋トレ自体投げ出していたと思います。
まあ、僕の筋トレ話はスケールの小さな話ですが、他にも世の中には色々な二分思考があふれています。「結婚か独身か?」「持ち家か賃貸か?」「転職か今の会社に残るべきか?」などなど。ネット上では延々とどちらが正しいか議論がおこっていますが、どちらにしても必ず上手く行く保証はないですし、反対に絶対失敗するわけでもない。
大事なことは、どちらか選んだとしても、扉を閉ざさずにもう片方の話も聴いておくゆとりが大切だと考えるようにしています。気が向いたらふらっと変わり身できるぐらいの気の持ちようが、今の時代に合っているのではないでしょうか。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
それではまた。