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カグラバチ 18話
双城の死に様
100点
【双城の最期】
今週は斬られた双城からスタート
双城はチヒロからしっかり手痛い一撃をくらってやはり致命傷
双城も「鳴」で対抗しようとしてましたが、刳雲ごと折られて反撃かなわず。
チヒロも玄力、体力ともに消耗し疲弊してますが、僅差で勝利。
勝敗を分けたのはベタですけど「やさしさ」ですね。
具体的にはチヒロも言っていましたがシャルが利き手を治癒したことですが、この治癒に至るまでシャルに対するチヒロと双城の行動は真逆と言っていいでしょう。
チヒロはシャルを守るべきものとして寄り添い、攫われた時も第一優先で助けに行こうとし、戦いにはいらないサンドイッチをしっかり持参してました。
たいして双城はシャルをまず人として見ておらず、シャルの気持ちは無視してひたすら肉を削いで実験を行っていました。下手すると名前もあやふやでしょうね。
その小さいけど大きな差でチヒロは双城の悪辣な妖刀の解釈を切り捨てました。
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しかしチヒロは双城の命までは切り捨てることはしませんでした。まあ出血量諸々から数分も持たない状態、今や弱きものとなってしまった双城に刀を振るうのはチヒロの美学に反したのかなと私は思いましたね。
対して双城は最後の力を振り絞って刀原材料、雫天石のもとに向かいます。
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双城は最期に本領に至った自分ならと雫天石に玄力を込めます。
しかし願いもむなしく体は玄力に耐え切れず爆裂。
六平と叫びながら建物ごと爆散しました。
この爆散が雫天石によるものなのかはちょっぴり審議(後のページで双城の死体があると明言されているが、死体が残るには威力が大きすぎるなど不可解な点が複数ある)
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しかしこの最後まで願いをあきらめない姿にあこがれすら感じますが、今までの業が跳ね返ったかのように妖刀および雫天石には冷たく見放され絶命。
悪役の散り様としてカタルシスが最高潮だし、味方キャラでは出せない哀愁があってこのシーン何度も読み返してます。
本当に好き。ありがとう双城
【カグラバチの世界】
ところ変わって双城との戦いから10日後。
神奈備の本部
薊さんはもちろんのこと、上層部ぽい人たちが登場。
この中だと金髪の人が気になりますね。最初は立場の違いで対立するけど根はまっすぐでいい人そうだし、勉強では測れない頭の良さをしてそう。
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双城特別部隊が荻原隊長とカザネくんを残して全員死亡したことが判明。
先週の描写的にキツイと思ってたんですが隊長うまいこと生きてたみたいですね。
もしかしたら自分で”ちぎった”のかもしれないですね。
そして妖刀の存在をほっとけないカザネ君の口からチヒロ及び七本目の妖刀の存在がばれます。もっとダークサイドによるかと思ったけど、普通に今のところはチヒロとは状況のちがいによって対立するくらいの感じですね。
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この一連の流れで薊さんが大分綱渡りな状態なこと、国重生前あまり政府?と仲がよろしくなさそうな雰囲気がありましたね。
でもこの政治部分は世界観が一気に広がるし、章の節目として次に期待できる展開で自分も楽しいし、今後続いてくれるという希望も見れてよかったです。
【妖刀の所持者】
妖刀新たな事実『命滅契約』
一度妖刀の持ち主として契約すると死ぬまで契約した人物以外使えないというもの
この設定嬉しかったです。ちゃんと国重さんが悪用対策しているとわかって。
刳雲の所有者は国重と同じ時期に殺されたため、実は脅威は刳雲のみだったそう
そして四人の全所有者たち
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それぞれどんな信条で妖刀を使ったのかまじで気になる。個人的やはり盲目?のダンディな人が気になりますね。
そしてもう1人、物々しい場所にいる人物。彼は真打の使い手か?
彼らに会うのはいつになるのか。軌道に乗ったってことで良いですか?
【期待の新星・緋雪】
そして最後のページ。新キャラ「緋雪」が登場
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わかっていること
・神奈備最高戦力
・妖刀に単独で唯一対抗できる「個」
・「炎骨」という技を使い、「胴体まで」など制限するものである。
・能力を使うのは許可制
・顔がイケ散らかしてる
以上です。
セリフすらないですがその美貌でバチブロスはもちろん一般読者も引き付けてます。
性別も不明で男派、女派、明かさない派で混迷を極めています(日本列島が3つに割れる画像)。
私は個人的に男かな~と思ってます。
技名からして王道の炎の使い手ですしね。
しかし名前には雪が入っているので氷属性も使っちゃったり!
後気になるのがどれほど強いのか。神奈備の最高戦力なので他作品でいうとリヴァイ兵長的な感じでよっぽどのことでは負けないキャラがいいですね。
そしてチヒロとどのように接するのか。敵として、ライバルとして、仲間として。
どの「として」になるのか注目です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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楽しみがいっぱいです