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杉田水脈・擁護論4):彼女の見解を敷衍する

杉田水脈元議員の主張を敷衍する──

日本国憲法によって、日本国民には遍く、基本的人権──健康で文化的な最低限の生活を営む権利が保証されています。貧困者であれば生活保護、障害者であれば障害者保険、老人であれば老齢年金・介護保険、病人であれば健康保険・高額医療還付出産の際の助成金子供手当不妊治療者にも助成金等々が保証され、基本的人権が損なわれないように、日本では年齢に関係なく、また産めない性である男性・産む性である女性という意味での生産性(「しょうさんせい」と読むが「せいさんせい」でも構わない)に関係なく、平等に差別なく基本的人権は保障されているのです。この方針はLGBTの皆さんにも当てはまることです。日本では、男性だから、あるいは女性だから特権が与えられていないように、LGBTだからと言って特権が与えられるべきものではありません。すなわち平等に与えられている基本的人権以上の権利、“男性特権”、“女性特権”、“LGBT特権”などナンセンスです。

詳しくは杉田水脈ブログ参照:

LGBTトイレ(“LGBT特権”のナンセンスさがよくわかる例)

LGBTトイレ

『ここまで私もLGBTという表現を使ってきましたが、そもそもLGBTと一括りにすることが自体がおかしいと思っています。T(トランスジェンダー)は「性同一性障害」という障害なので、これは分けて考えるべきです。自分の脳が認識している性と、自分の体が一致しないというのは、つらいでしょう。性転換手術にも保険が利くようにしたり、いかに医療行為として充実させて行くのか、それは政治家としても考えていいことなのかもしれません。』

杉田水脈『「LGBT」支援の度が過ぎる』書き起こしより抜粋

つづく

杉田水脈・擁護論1):「生産性」の概念
杉田水脈・擁護論2):LGBとT
杉田水脈・擁護論3):"男女平等は妄想だ"発言
杉田水脈・擁護論5) :ガチの当事者氏による評論
杉田水脈・擁護論6):バッシングの嵐
杉田水脈・擁護論7):バッシングされる理由
杉田水脈・擁護論8):NHK番組批判
共愉──クイアの難問を解く生き方

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