受験をしにいく子供に「痴漢に気をつけて」と言わなければならない世界
WEB特集 受験の日に痴漢に気をつけなければならないってどうなの?
大学入学共通テストのときにも話題になったこの問題。
なんで受験に行くだけなのに勉強以外のことも考えなきゃならないんだろうと、とても理不尽に思います。
とはいえ、憤っていても加害者がいなくなるわけではないので、記事のように被害にあわないように気を付けるということをしなければならないのです。
ただやはりそのコストを被害者だけに背負わせるのはあまりに理不尽です。
だって、努力してきた集大成を発揮しようってときに、自分の子供にそんなこと考えさせたくもありません。
だからこそ、第三者の目というのはとても重要です。
記事中のように、警察が見回り強化するのももちろん良いと思いますが、
痴漢犯罪が行われているその周りには何十人もの大人がいるわけです。子供がいる人だってその中でそこそこの割合でいるでしょう。
とはいえ、他人を助けるのにも勇気はいります。
被害者が声をあげづらい理由と同じように、
「間違いだったらどうしよう」
「逆上されて殴られたら?刺されたら?」
などが頭をよぎると、助けるということに臆してしまうんだと思います。
だからこそ、数の力を使うのです。
全員があたりまえに許さない空気を作ることが大事だと思います。
記事中にある痴漢抑止バッチは
「私は痴漢に泣き寝入りしません」
という被害者の意思表示をするのと同じように、
周りの善意ある人たちが
「私は痴漢犯罪を見かけたら許しません」
という意思表示をしてほしいと思います。
そのための一つの手段として「Don’t Worry」を使ってもらえたらいいなと思ってます。