ICC「evala 現われる場 消滅する像」を見てきた
ヘッダーは撮影失敗した写真。
ふたたびの ICC だった。
展示
音と光を使った作品がたくさんあった。
ので、写真はほぼなし。
入ってすぐの作品で、波の音がしていた。
たくさんのスピーカーが床と壁に生えていて、連動して音を出して、その中を歩くことができた。
目をつむってしまえば、波間に立ってる気持ちになれた。
かなりたくさんの小さなスピーカー達をあんなにうまく協調させるのは、そのシステムも設置もすごい大変そうだなとも思った。
設置場所に合わせて連動タイミング変えなきゃいけないわけで、どうやって組んでいるのだろう。
暗がりの中で、山に登って、周囲から流れる音を聞く。
なんか不思議な感じだった。
立ったまま目を瞑るくらいしかしなかったけど、もっと寝転んだりしたらよかった。
山は吸音素材でできていたので、居る場所によって音の聞こえ方が変わるかなと思っていろいろなところで耳を澄ませてみたけれど、あまり違いがわからなかった。
ブラックライトが照射されており、手元の案内用紙が白く発光していた。
もう1枚渡されていた常設エリアの用紙はクリーム色だったので発光しておらず、この展示のための紙だけが光っていたのが印象的に映った。
資料展示
資料展示にあった映像もぜんぶ見た。
いつもならじっと見ていられなくて離脱してしまうのだけど。
映像一覧に記載されているものが、2つのディスプレイに分けて順番に流れいてた。
その中で『聴象発景』『border 2021』『Journey on the Tongue』が特に気になった。
『聴象発景』は、ヘッドホンで聞いているというのもあって、没入感あってよかった。庭園でやっていたときに現地で体験したかった。
『border 2021』は、『Syn : 身体感覚の新たな地平』っぽいな~と思ってたら当然で、どちらも Rhizomatiks × ELEVENPLAY の作品だった。
おわりに
無音室は予約が必要で、それは体験できなかったのが残念だった。
いつでも行ける距離ではないから仕方ない。
ICC は作品解説を 画像とともに Web サイトにも掲載してくれていて、あとから見返すときに思い出しやすくて助かる。