1954年9月22日石井十次が日本初の孤児院を創設

 石井 十次(いしい じゅうじ、1865年5月5日~ 1914年1月30日)は、明治期の慈善事業家。岡山孤児院を創設した人物です。その功績から、「児童福祉の父」と言われます。アリス・ペティ・アダムス、留岡幸助、山室軍平とともに「岡山四聖人」と称されました。
 岡山で医師を目指して、岡山医学校(現在の岡山大学医学部)の医学生として研修中でしたが、生活に困窮する母親から子どもを預かったことをきっかけに孤児教育会を設立します。キリスト教信仰に根ざした岡山孤児院を創設して、生涯を孤児救済に捧げました。岡山孤児院は既に存在しませんが、その流れを汲む石井記念友愛社(宮崎県)と愛染橋保育所(大阪府)が、各種の福祉活動を行っています。#今日は何の日 2024.9.22