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彼氏ができました。でもそれは本当に愛した人との決別を意味する

お久しぶりです。
近況報告も兼ねて、記録として残しておきたいと思い投稿します。



タイトルの通り、彼氏ができました。

彼は、これまで何度も投稿してきた18歳年上の人ではありません。じつはつい最近までその人とも交流を続け、転勤で引っ越してしまったあとも1度だけ会いました。そのときはいつも通りだったのですが、なぜかそのあと、ぷつりと連絡が途絶えてしまいました。

その人とやりとりがない日々は、時間の流れがとても遅く感じました。出会ってから半年くらいずっと続いていたLINEでのやりとり。どうして突然連絡をくれなくなったんだろうと思い、ぐるぐる考えても結論は出ず、しまいにはもう一生会えないのかな、なんて大袈裟なことを考えて、涙が出るくらい胸が締め付けられました。

しかし1週間くらい経ち、彼にはわたしが必要ではなかったんだな、と感じるようになりました。たまにふと思い出してとても心寂しくなりますが、これがあの人の選択だったのだと、愛しているからこそそれを尊重したいと思い、今に至ります。

そして、そうしている間にも、わたしはほかの男性とも会ったりはしていました。18歳年上の人とは付き合っているわけではなかったし、そもそも付き合えないとも言われていたし、年齢差や環境の違いなどを考慮すると、同じ未来を生きると決断できるほどの勇気はわたしにはありませんでした。



はじめて会ってから2回目のデートで告白されて、いまの彼と付き合うことになりました。マッチしてから会うまで1週間、会ってから付き合うまで2-3日ほどと、猛スピードの展開でした。もともとマッチしたときから見た目がタイプで、やりとりもスムーズで、実際に会ってみても一緒にいて楽しくて、この人なら、あの彼への思いを上書きしてくれるだろうと直感的に感じました。じつは彼も私よりも15歳年上で、最初はあの彼を重ねてしまったところもあるかもしれません。でも、一緒に過ごす時間が長くなるごとに、彼への思いもだんだんと積もってきました。「全然タイプじゃないし何もかもタイプからかけはなれている」と思ったあの人でさえ最終的には愛することができたのだから、彼のこともこれから時間をかけて愛していける、そう信じています。

正直、そんなにコロコロ愛する人を変えることなんてできません。でも、この半年間、現実から目を背けすぐ手が届く幸せだけに固執し、将来性を考えない恋愛をしてきました。それは本当にもったいないことだと、心の奥底では思っていたし、前に進むためには、18歳年上の彼ではなくもっと違う人のほうが良いと理性ではわかっていました。ただ、居心地が良すぎて自らつらい道へ進む決断ができず、弱さと向き合うことを避けていました。

幸いとも言うべきか、彼のほうからわたしを遠ざける結果になりました。本当のところ、なぜ彼から突然連絡が途絶えたのか今でも不思議で、1日の中で1度は彼を思い出してしまいます。彼への思いを完全に忘れ去るとか、彼との思い出をなかったことにするとか、そういう気持ちの処理をきっぱりつけることにはまだ抵抗があります。いずれ人生を振り返ったときに「ああ、あんなこともあったなあ」と思い出の1ピースとして存在してくれればいいな、今はそんなふうに思っています。

今の彼は、本当に私を大切にしてくれていることが言葉と行動から感じ取れます。きちんと告白をしてくれて、「限られた時間のなかで、会いたい人全員に会えるわけでもないなかで、それでも優先的に会いたい」と言ってくれたことが本当に嬉しくて、誰かに必要とされている、誰かにそばにいてほしいと思ってもらえることのあたたかさに、心を動かされました。言葉なしになんとなくはじまる交際だって、大人だったら全然あり得ます。その一方で、こうしてしっかり言葉で伝えてくれることにも、好感が持てました。


そんな彼と、これからの生活を送っていこうと思います。同棲していた彼氏に振られた1年前から、やっと前進の一歩を踏み出せたような気がします。


▼18歳年上の彼のことを綴ったnoteはこちら(時系列)

▼このアカウントをはじめるきっかけとなった出来事を綴ったnote







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