ありがとう、お疲れ様

2019年9月30日
花組宝塚大劇場千秋楽

私はライブビューイングで公演を見ました。
時間の都合でショーとサヨナラショーしか見ることが出来なかったのが残念でしたが、とても幸せな時間でした。

今の想いを短くですが書いておきたくて記事にします。

城妃美伶さん。しろきみちゃん。
私の大好きな娘役さんです。
退団が発表された日は何度もスマホの画面を見直して、どうか嘘であってくれと涙を流しました。あの日からあっという間に時は流れて今日、しろきみちゃんは宝塚大劇場を卒業していきました。

初めてしろきみちゃんを見たロミオとジュリエット新人公演。
95期贔屓の私が礼真琴さんの新公初主演を見逃してなるものかとチケットを取った公演でした。
端正な顔立ちに芯の通ったお芝居、綺麗な声で紡がれる歌に上品な佇まい。私はたった1度新人公演を見ただけでしろきみちゃんが大好きになりました。
そしてこの日から城妃美伶という娘役は日に日に輝きを増し、組替えという大きなチャンスをモノにして花組で大きな花を咲かせました。

しかしその影には私たちには想像もできない努力あっただろうし、たくさん悔しいこと涙を流したこともあったと思います。
そんなたゆまぬ努力の上に完成した城妃美伶は本当に華のある美しい娘役でした。

初めてしろきみちゃんを見たあの日から私は彼女のキラキラした姿に何度も勇気や元気を貰いました。
そして今日、ライブビューイングで見た彼女は今までで1番綺麗でした。
欲を言えばもっともっと城妃美伶という娘役を見ていたいし、
本音を言えば大きな羽根を背負った姿を見たかった。

でもしろきみちゃんが決めた卒業を私は純粋に受け止めて「お疲れ様」と言ってあげたいのです。

たくさんの幸せと夢のような時間をありがとう。
私は城妃美伶というタカラジェンヌに出逢えて本当に幸せです。
本当にお疲れ様でした。
宝塚大劇場卒業おめでとう。

星のように煌びやかで
花のように可憐で美しい貴方へ。