試練のU12 スタート
小6になり、最終学年となった最後の一年が始まりました。
キャプテンに選んでいただき、チームを引っ張っていくことになったのです。
前回の話はこちらから↓↓↓
↑↑↑の記事にも書いていますが、小規模なチームなため学年が揃ってなく小6が4人でした。
残りは4.5年生の力を借りて臨むU12公式戦
チームに入ったばかりの子、経験が浅い子、サッカーへの温度差、目指している方向性は様々でした。
そんな中始まった公式戦…
当たり前ですが、まぁ勝てない…勝てない…
そんなチーム環境でも息子は、本気で全日予選県大会出場を目指していたため、どうしても真面目で真剣で厳しくなっていました。
対するチームメイトは、練習中意識が高くなかったり、集中できなかったり、試合で負けても笑い、試合の合間も遊び…
(※誤解のないように…皆んな良い子たちなんです。息子と温度差が違うだけなので、否定しているわけではありません。)
前期リーグ戦8試合くらいあったかな?
本当に厳しい試合ばかりでした。
しかしそんな中でも勝てはしなかったものの、得意のミドルシュート、ロングシュートが決まり、1番印象に残ったゴールは、センターサークル付近からのFK!
見事に決まりました。
キックだけは本当にずっと練習して積み上げてきた武器なので、その時はすごく皆んなで喜んでいました。
その時の本部や審判、周りのチームのコーチ陣から『小さいのにものすごいキックが蹴れる子がいる』と話題になったそうです。
その頃145㎝あるかないかくらいだったと思います。
チームの監督からも
『こんな小さいのに、あんなキックが蹴れるとは末恐ろしい…大きくなったらもっとすごくなる』と言ってもらえました。
負けっぱなしの、前期公式戦…
自分で結果は出すものの、悔しくて、辛い日々…
ストレスが少しずつ溜まっていってたのです。
勝てない→イライラ→つい厳しく仲間に求めてしまう…
悪循環で本当に最悪な状況になっていきました。
ある日、イライラする態度を取る息子に対して監督から注意されました。
『イライラするな!もっと大人になれ!
取り組みや自主練するかどうかとかは、個人それぞれの問題だから強制してはダメ!』
周りから見ている大人の私からすれば、監督の言うことはごもっとも!なのですが…
息子本人からすれば腑に落ちないようで、今まであれだけ大切に育ててくれた監督にもその時は不信感が募っていっているようで、チーム内で段々孤立していきました。
息子の熱い思いと対照的なチームメイト。
そしてそれを相談できない環境。
前期公式リーグ戦途中、連休が入ったのですがその時に身体を壊してしまいました。
高熱、嘔吐、その後蕁麻疹…
気が張ってたぶん休みに入り、張り詰めた思いが緩んでしまったのでしょう…GWは全部潰れてしまいました。
そんな時、連休前に対戦したチームに知り合いの子がいてその保護者と話す機会がありました。
その保護者の方から
『うちの監督が、あの7番(息子の事)が可哀想…』って言ってたよ!うちに来れば良いのにって…笑
と、優しい言葉を掛けてもらったのですがその話を聞いた息子が
『もうチーム辞めたい!そこのチームに入りたい』と言ったのです。
その後本当はいけない事なのですが、事は内密に進んでいきそのチームにこっそり体験に行ったのです。
息子は同級生が多く、すごく楽しそうにしていました。
けれどやっぱり、サッカーの中身や練習内容、指導者の声掛けにちょっと戸惑っていました。
私も見学していて同じく、息子本人が決める事!と思い見ていましたが、なんかしっくりこない…
皆んな子供達も指導者も、保護者の方々も大歓迎してくれて受け入れてくれていたのですが、
なんか居心地が悪い…
なんだ、この違和感は…
今までもチームに入る前に沢山体験に行きましたが、その時のような違和感…
でも息子は入る気満々!
サッカーするのも息子。
息子の意見を尊重して事が進んでいきました。
息子が、もう今のチームは行きたくない!
リーグ戦も出たくない!
もう負け続けるの嫌だ!
私は、でも6年生のキャプテンがそんな事したらチームに迷惑かかるし、こんな息子を今まで大切に育ててくれた監督に申し訳ないという思いもあり、監督に息子の思いを伝え相談しようと思い、メールで現状を伝えることになりました。
すると監督からすぐに返信があり
『〇〇(息子)と話をすることできませんか??
直接あって話したいです。』と…
自宅近くにチームの練習場があるため、その日は息子は練習参加したくないと言うことだったので、その事を監督に伝えてお休みさせていただいて、練習後近くのファミレスで話し合いをすることになったのです…
話が長くなるので、続きは次の記事で…
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