身体能力低いサッカー少年が上達していく理由③
前回の記事はこちらから↓↓
①サッカーが大好きなこと
②誰にも負けない技術があること
今回のお話は…
頭を使う
ことです!
頭を使いながらサッカー?
身体ではなく…
そう思う方もいらっしゃると思いますが。
サッカーは攻守が入れ替わったり、周りの味方の数、相手チームの数など常に状況が変わるスポーツです。
そのため、周りの状況を把握し、今どのような状況か考えプレーの選択、そしてそれを実行しなければなりません。
それを瞬時にです。
いつかのお話でもお伝えしましたが、サッカーはこの
認知•判断•実行
がとても重要になるんです。
身体能力が高い子、大きい、強い、速い…
その子たちは、きっと頭を使わなくても小学校年代では身体能力のみで活躍できると思います。
遠くからシュートを狙えるキック力
相手を近づかせないパワー
何人もドリブルで抜けるスピード
そういう選手が試合では活躍し、目立ち、指導者や保護者たちから『上手い』などと評価されている事と思います。
周りの状況など見れなくても、考えなくても、数的不利でもスピードとパワーで解決できてしまうんですね!
8人制の小さいコート、少ない人数、短い試合時間…
そしてこの時期の体格差
個人個人のサッカー理解度•技術
それが中学生以降、11人制に変わり、コートの大きさもジュニアの時の倍、時間も20分40分と伸びていきます。
それに対して、体格差フィジカル面はどうでしょうか…
一般的な話ですが、小さかった子も成長し身長が追いついてくる。中には追い越す子もいます。
それとともに、パワーも強くなります。
そして、足も速くなってきます。
中には、飛び抜けて速かったり大きかったりする子もいるかもしれませんが、だいたい揃います。
その時にフィジカル重視でサッカーをしてきた子達はどうなるでしょう…
周りの大きさも、スピードも揃ってきます。
サッカー理解度もあがり、ディフェンス技術も高くなります。
何も頭を使わず考えずにサッカーしてきた子達は、大きな壁にぶつかると思います。
しかし、逆に小さい、遅い、パワー不足な子達。
小さな頃は活躍はできませんが、きっと積み上げてきたものがあります。
技術+頭を使う事
今までフィジカルで負けてきた子達が、体格も揃いそれプラス技術と頭が使えればどうなるでしょう??
息子もまだ、歩みの途中なので確証はありませんがきっとこの先大丈夫だと思ってます 笑
けれど、色んな周りの経験談を聞くと皆んな同じようなことを言うんです。
J下部のジュニアユースに入団した子の保護者の話など聞くと、
『小学生の時は、天才なんじゃないかと思うくらい活躍していた。ゴールも量産していたけど、中学それ以降は、大きさ速さも揃い、全然活躍できなくなった』と…
J下部ジュニアユースに入っても、辞めたり、高校入学時にユースに昇格できず高校の部活に進学するけど強豪校でもなくとか、高校までユースだったけどその先はサッカーを辞めたり…
など、そういうお話を沢山聞く機会がありました。
だからと言って現在不利な息子が、そんな身体能力が高かった子たちより上に行くことは簡単なことでは無いということは百も承知です。
けれど、簡単では無いがチャンスもあるのではないか?と思っています。
現在息子は街クラブのジュニアユースに所属しています。
そこでまた体格差に悩まされています。まだまだ現在進行形です。
正解は何かはわからないけど、私たち親子を勇気付かせてくれた方がいました。
お会いしたことはありませんが、YouTubeでサッカーの育成について対談している動画があり、その話がすごく良かったんです!
その方は、スペインの下部組織で指導をされている方です。
その話を聴き、私達は間違ってないんだ!
と勇気づけられたのです。
そのお話は次の記事で…
最後に…
※偉そうなこと書いてますが、あくまでも経験談と、サッカー大好きだけど上手く行かない息子をどうにかしてあげたいと言う一心で7年間調べまくって勉強してきた情報をお届けしています。
今活躍している子、恵まれた身体能力がある子を否定しているわけでもありません。
あくまでも、身体能力が低く上達できない…
活躍できない…と悩んでいるみなさんに情報をお伝えし、すこしでもお役に立てればと思ってます🙇🏻♀️