"はじまりはステレオタイプの告白" について

やっと公開できました!
大好きな綺森ちゃんにタイトルをプレゼントしてもらってから、カタチにしてきたお話。

(やわらかいのにちょっと毒と飴と酸味が入ったような文章を書くちゃもちゃんに、型にハマったことしかできなくなっちゃった成人済みの未熟者たちのラブを書いて欲しい💘)

と、このタイトルをもらった時、2つのイメージが浮かんで。

1つはお互い両想いなのに固定概念とかしがらみのせいで動けずにいる未熟者たちが、ステレオタイプの告白ではじまっていく物語と、今回のお話。

先の内容だと "告白" のニュアンスがストレートすぎるかなぁと、今のイメージを選びました。

きもりちゃんがイメージしていたお話と、私がカタチにしたお話。イメージが違いすぎてモヤッとしたらどうしようとドキドキですが。笑

最終的にステレオタイプを都合よく、大きく捉えて、たのしく書かせていただきました!

みなさんもたのしく読んでいただけたらなぁと。

(個人的に双子ちゃんがお気に入りです!
今後の作品にも出てくる予定。笑)


裏話として。(以下ちょっとネタバレ

昴と双子のみえないところ。

昴の中では人生設計はできていて、円の迷いや不安、ゆらぎを知るまでは、順調に歩いているとさえ思っています。笑

だから相当焦ったと思う。円が自分と違う想いでいたことを知ったときは。

おまけに、本気かどうかはよくわからないけど、円にちょっかい出す北斗は近くにいるし。笑

一方の双子ちゃんは、大のいたずら好き。だけど最終的に自分じゃない誰かが不幸になることは絶対にしない。たまに調子に乗って失敗するけど、基本的には確信があってやってます。

円の話を聞いてる段階では、結婚を前提として同棲を切り出したはずなのに、1年経とうとしてもプロポーズしない高柳さん(昴)にやきもきしてて。高柳さんを煽ってプロポーズ急かそう大作戦を企てる。(双子なので、この辺は円の話聞きながら以心伝心で進んでる)

ところが、はっぱをかけようと近づいた昴の気持ちを知って、作戦変更。

煽りつつも昴が人生設計を変えないよう、円をしっかり捕まえておくこと、定番に慣れて飽きられないようにとアドバイス…というか。頭が堅くマンネリに落ち着きさえ覚えそうな昴を言い当てながら、動かそうとしてます(ストレートには言わない。たぶん北斗が闘争心をあおって七星が釘さす感じ)

それが昴の中に留まっていた熱い想いをふつふつと呼び起こすことになって、作中の昴のがんばりに繋がってます笑

大事な時に、一歩踏み出してくれる男性って男らしくてかっこい。がんばった昴が、みんなに愛してもらえますように。

▽ちなみに昴の人生設計。

円23歳:昴25歳
円が入社してくる。冬、付き合うことに。

円24歳:昴26歳
冬、付き合って1年

円25歳:昴27歳
冬、付き合って2年

円26歳:昴28歳
3年目の夏同棲開始。冬、付き合って3年

円27歳:昴29歳
夏、同棲1年&プロポーズする。両家顔合わせ、式日程調整を済ませて冬には入籍。平行して式場探しとか諸々。

円28歳:昴30歳
春くらいには式を挙げられるかと。
新婚旅行いって子作りもして、円が30になるまでに1人はほしいと思ってる。
円に似た女の子2人ほしいけど、ほんとはどっちでも嬉しい。でも円には似ててほしい。


以上。語りたいだけの裏話でした。笑

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