ルージュに託したアマリリス
ルージュに託したアマリリス
もう半年以上も前になってしまいますが、なかよくしていただいてる作家さまからいただいたタイトルから生まれました。(私を姉のように慕ってくれてる大好きなれーちゃん)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちゃも姉の描く女性はみんな凛とした芯があるように思うので、輝く美しさや鮮彩なイメージで連想しました。自分で自分の幸せを掴める彼女が彼に残した切なさ、みたいなシーンが浮かびました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当時、そんな風にもらった言葉が嬉しくて。
イメージを大切に大切に積み上げていったお話。
ーー 無敵に香る色をまとって、自分を進め。
というサブタイトルや、作中に、凛花が自分の想いを選び紡いだ言葉にも込めたのですが。
化粧をひとつ施すたび、お気に入りの服に腕を通すたびに、わいてくる不思議な勇気や強さってあると常々感じていて。
中でも特に力を感じるのが、ルージュと香水なんです。
それは、出先でも。
手軽にかけられる魔法のようで。
大事な場面で、たった3秒、身に纏うだけで、無敵になれる。どこへだっていけて、何者にでもなれる、とさえ思える夢のようなアイテム。
選ぶ一つ一つで人生さえ変わってしまうことも、頷けてしまう力。
そんなアイテムをタイトルにいただいたからにはと、張り切って書かせていただきました。
頑張り続ける多くの人が、自分にとっての幸せを掴んでいけますようにと願いを込めて。
よかったら、ぜひ。
薫いちか