7th大阪公演(ロック公演)が配信された話
先日、僻地ウンコドーム公演(西武ドーム)のチケットの売れ行きが悪い為か、販促のため同じ生バンドのライブである7th大阪公演の無料配信があった。
X JAPANの「紅」のカバーは配信では流すことができなかった(大阪公演DAY2の価値の95%近くなくなるわけなのだが…)が、装飾もトロッコも生バンドの前には足元にも及ばないことを多くのオタク達も気づいてくれたようで何よりである。
私自身、ライブそのものの完成度でいうと、7th大阪がナンバーワンだと思っている。
尺稼ぎの激寒一門芸もないし、それ以上に苦痛であった台本読むだけのアフレコ?もない時点で評価が高いのだが、生バンドの音に勝るものは何一つないのだ。
さて、大阪公演というと
名刺交換等でオタクと会話した際、日常生活に支障をきたしていそうなオタクから繰り返し言われた言葉がある
「木村夏樹ちゃん、大阪公演は出れなくて残念でしたねww」
その際に私は必ず同じセリフを返している
「プリキュアとアイマス。二つを天秤にかけてあなたならどっち取ります?自身のキャリア考えたときにどっち取ります?」
日常生活に支障をきたしているオタクは何も言わず去っていき(フォローはされる)会話が終わるのだ。
安野希世乃は二回目のデビューをしている(らしい
二度目のデビューで絶対にしくじることができない状況で、徐々に認知度が上がり、プリキュアのメインキャストに抜擢されたのだ。
オタク個人の気持ちがどうであれ、本人に伝える言葉はおめでとうではないのだろうか。
「自分は夏樹Pです!
安野さんは大阪公演出れませんが、ライブ楽しみます!!!」
などと反応することは応援なのだろうか。
私は当時から疑問でしかなかった。
自分たちは転職してより良い仕事に就こうとするくせに、演者のキャリアのことは無視するのかと
自分の人生と人の人生は別のモノなので全く問題ないのだが、私はこのような考えが耐えられなかった。
皆がハッピーになるべきではないのか。
木村夏樹(というか安野希世乃)がロック公演に出演しないことが発表された際、お通夜ムードだったのが本当に嫌だった。
言葉には力がある
ネガティブな言葉は自分並びに周りの人間全員を嫌な思いにさせ、全く関係ない人間にもいやな気持が広がっていく。
必死だった。
皆が笑っていられるように必死だった。
喜んでピエロになった。
誹謗中傷もされた。
嫌な思いもいっぱいした。
でも、あの時の努力は無駄じゃなかったってわかっただけで私は報われた。
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