![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73972493/rectangle_large_type_2_804a3c32811ae92f6d4a2fd1e7765ac1.jpg?width=1200)
痴漢は見た瞬時に分かります
聴覚、嗅覚、そして、視覚についても不思議体験を思い出した。
通学のため満員電車に乗っていた10代、私はかなりの高確率で車内の痴漢被害に遭っていた。私は「やめてください。この人痴漢です」と声を上げられるタイプではあったが、あれは本当に気持ちの悪いものだ。
そんな経験をしていたある日、満員電車の中の人々を見渡すと、この人とこの人が痴漢をする人だと、見て分かるようになった。目星を付けた人を避けることで、私はまったく痴漢被害に遭わなくなり、平和な電車通学を過ごすことが出来たのだった。
この経験は誰に言うでもなく、電車に乗らない生活をするようになった今ではすっかり忘れていたが、催眠術の基礎練をするようになってふと思い出した。
あれは、私が、
①その人が痴漢行為をする未来を見ていた
②痴漢をしようとする感情をリーディングしていた
どちらなのかは、自分でもよく分からないが、明らかに視覚効果として「見えて」いた。人混みを見渡した時に、痴漢する人だけ違って見えていたので、シナスタジア(共感覚)的能力は、実は昔から私の中に備わっていたのかもしれない。