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【魔法同盟】光り輝くもの解説13:動物の子供

光り輝くもの第13弾、「動物の子供」解説です。
みんな大好き(?)赤ちゃんニフラーも登場しましたね!
ファウンダブルを回収した後のコメントでは、元魔法生物学者志望のコンスタンスの私見や過去の生物関連のやらかしエピソードが多めでした。

!!!この記事は原作のネタバレを含みます!!!


【第1部:ストーリー】

ハーマイオニーが、新たなファウンダブル急増の知らせを受け取ります。
今回の騒ぎは、様々な魔法生物の子供をさらうことに関連しているようです。
前回の騒ぎでグリム・フォウリーは大災厄をある程度コントロールできることがわかりました。
グリムの人格を考えれば、生物の赤ちゃんを危険に晒すような騒ぎを引き起こすとは考えにくいのですが…
ともあれ、罪のない赤ちゃん生物たちへの悪影響を考えると、一刻も早く事態を収拾する必要があります。

騒ぎがある程度収束したところで、コンスタンスは「大災厄の対象となった生物が多岐にわたる」ことから、どこかにグリムからのメッセージが隠されているのではないかと考えました。
第2波が来る前に、得られた情報を整理した方がよさそうです。

※登録簿の背景は「光り輝くハグリッドの小屋の屋内」。
ホグワーツの森番ハグリッドは禁じられた森のそばの小屋で愛犬ファングと暮らしていて、原作ではハリーたちがよく遊びに行っていましたね。

【第1部:ファウンダブル解説】

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・光り輝くノルウェー・リッジバック種の子供
第1作「賢者の石」でハグリッドが育てようとしていた赤ちゃんノーバートと同じ、ノルウェー・リッジバック種の赤ちゃん。
ドラゴンの中では珍しく水生生物を好み、牙には致命的ではないものの毒があります。
コンスタンスは子供の頃に噛まれたことがあり、1か月も痛みが続いたそう(原作でロンも噛まれて脚が腫れてましたね)。

・オーグリーの子供
オーグリーは醜い姿と陰鬱な鳴き声のせいで古くは死を告げる不吉な鳥と思われていましたが、雨が近づくと鳴くことがわかってからは、天気予報のために飼われるようになりました。
舞台「呪いの子」では、ヴォルデモートの娘デルフィーニがこの鳥のタトゥーを入れていて、闇の陣営が勝利したパラレルワールドでは「オーグリー様」と呼ばれていました。

・ニフラーの子供の檻
おそらく魔法生物を取引する闇市場で使われていたと思われる、ニフラーの赤ちゃんを入れておく檻。
生物の違法取引はいけませんが、ニフラーはたとえ赤ちゃんであっても大人と変らない光り物への執着と行動力を持っているため、飼育に檻は必要かもしれませんね(そもそも一般家庭で飼えるような生物ではないのですが)。

・光り輝くニフラーの子供
「ファンタビ」シリーズの名脇役として大人気の魔法生物ニフラーの赤ちゃん。
映画にメインで出てくるニフラーの毛色は黒ですが、赤ちゃんは様々な毛色が登場します。
光り物を好む習性があり、金属加工に長けたゴブリンには飼育者が多いとか。
ですが光り物を手に入れるためなら何でもするうえ訓練が難しく、残念ながらコンスタンスを始め多くの人が望むような一般家庭でのペットには適していません。

・クラップの子供
クラップは魔法の犬で、尻尾が2つある以外はテリア犬と変わらない可愛らしい外見です。
魔法使いの飼い主には絶対的な忠誠心を見せますが、魔力を持たないマグルやスクイブに対しては攻撃的になります。
コンスタンスは子供の頃に弟がスクイブとわかり、飼っていたクラップを手放した過去があるそう。
別ゲームですが、「ホグワーツの謎」でも主人公の友人ペニーはお父さんがマグルなのでクラップを飼うことができません。

・ナールの子供
ハリネズミとほとんど同じで区別がつかないナールは、子供の頃からハリネズミそっくりです。
ハリネズミとの唯一の違いは極度に疑り深い性格で、庭にエサを置いておくとハリネズミは喜んで食べるのに対し、ナールは「人間が自分を罠にかけようとしている」と思って暴れます。
コンスタンスは子供の頃、お隣のマグルの友達に「夜の間にエサを置いておくとハリネズミが喜ぶ」と言ったところ友達の庭にナールが来てしまい、庭がめちゃくちゃにされたそう。


【第2部:ストーリー】

第2波の到来とともに、今回も魔法生物の子供に関連するファウンダブルばかりであることがわかります。
明らかに今までとは異なる傾向に、ハーマイオニーはこれがグリムからのメッセージであることを確信します。
とはいえ、魔法生物の子供のファウンダブルを出現させることでグリムが何を伝えたいのかは不明ですが…

ですが、ハーマイオニーが魔法法執行部の知人に魔法生物の違法取引について調べるよう頼んだところ、インドネシアで生物の違法取引が急増していることがわかりました。
おそらく、グリムは大災厄を利用してこのことを魔法省に伝えようとしたのだと思われます。
このことはすなわち、グリムがこの情報を得られる場所および状況にいるということを示しています。

※登録簿の背景は「光り輝く黒い湖の湖畔」。
黒い湖の湖畔は登場回数こそそんなに多くありませんが、原作てはホグワーツの校庭でも生徒がのんびり過ごす場所として描かれていました。

【第2部:ファウンダブル解説】

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・大イカの触手
ホグワーツの湖にも大イカがいますが性格はいたって温厚なようで、原作ではフレッドとジョージが大イカの脚をくすぐって遊んでいました。
コンスタンス曰く大イカの触手は美味でもあるそうで(デカいイカゲソですもんね)、しかし入手が難しいため違法取引の対象にもなるようです。
そんな中、多くの違法取引業者が根城とするジャカルタ(インドネシアの首都)はこの巨大イカゲソで有名だとか…


・光り輝くユニコーンの子供
大人のユニコーンは白銀の毛並をしていますが、赤ちゃんは金色です。
強い魔力を持った生物で、たてがみは杖の芯材に使われるほか、その血を飲めば死の間際にある命でもたちどころに蘇ります(ただし永遠に呪われるという副作用つき)。
コンスタンスは守護霊(パトローナス)がユニコーンだそうで、ユニコーン大好きなようです。


・グリンデローの子供
原作にもちょいちょい登場した、水魔グリンデロー。
映画「炎のゴブレット」では、競技で湖に入ったハリーを襲う恐ろしい場面もありました。
しかしその子供は珍味として密猟の対象にもなっているそう。
今回のファウンダブルは魔法生物の子供というだけでなく、違法取引の対象になっているという共通点があるようです。
このことから、ハーマイオニーは魔法法執行部に生物の違法取引について調べさせることを考えました。


・光り輝くヒッポグリフの雛
上半身がワシ、下半身が馬の「ヒッポグリフ」。
第3作「アズカバンの囚人」ではハグリッドの飼っていたバックビークが大活躍しました。
ちなみに、「ファンタビ」の主人公ニュートのお母さんはヒッポグリフのブリーダーです。
コンスタンス曰く、最近ではホグワーツの禁じられた森でヒッポグリフの密猟が増加しているという報道があったようですが…


・デミガイズの子供
デミガイズは透明になる能力を持った猿のような生き物で、その毛は透明マントの材料になるため密猟が問題になっています。
そもそも珍しいうえに簡単に捕まえられる生物ではないため、闇市場では需要が高く相当な高値で取引されるそう。
ちなみに、デミガイズの毛でできた一般的な透明マントは経年劣化するようですが、原作でハリーが使っていた透明マントは「死の秘宝」の1つであるため効果が衰えることはなかったようです。


・角水蛇の子供
角を持った水生の蛇で、強い魔力を持っています。
危険な生物ではありますが、額の宝石を密猟者に狙われることも。
アメリカの魔法学校イルヴァーモーニーでは寮の名前の1つになっており、学校の創立者イゾルト・セイアと深い関わりのある生物です。


「動物の子供」の解説は以上です。

もう完全にグリムはシロな感じになったのがこのイベントからですね。
それにしてもコンスタンス、さすが元魔法生物学者志望だけあって今回はコメントでの登場回数多かったですね。

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