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結婚式備忘録
ちょうど精神疾患により休職していた期間に結婚式を挙げ、収入が絶たれているのに100万単位で貯金を崩すということをした2021年。もう3周年になってしまうので、忘れる前に経緯とか大変だったことを書き残しておきたいと思います。
今とは物価も状況も違ううえにさほど見られてないし、今どき結婚式やりたいって人もあまりいないけど、誰か知り合いの参考になれ!
式の概要
はじめにざっくりどんな式をしたのかというと以下の通りです。
・開催時期:2021年11月
・開催場所:地元の結婚式場
・お呼びした人数:60人くらい
・かかったお金:500万円くらい
・2次会:なし(各自におまかせ)
休職してる人がやる規模じゃないですよね。改めて振り返るとゾッとします。
無事に行えたのは不安定な人を支えてくれた妻と、ご祝儀を持って参加いただいた皆さんのおかげです。頭が上がりません。
動機
「バカデカ飲み会を開きたかった」
これです。
ご時世がご時世だけにリモート飲み会(懐かしい…)なんてものが跋扈する状況で、就職して各地へ散り散りになった友人や遠くの親戚と会うのははばかられる世の中でした。
それでも「結婚式」という大義名分があれば緊急事態宣言後1年半ぶりくらいの飲み会/同窓会が出来るのではと思ったわけです。もちろん今のように5類移行とかノーマスクとかそんな気配は無い段階だったので、来てもらうにもリスクはありました。幸いクラスター発生は無かったですが、そのリスクを負ってでも来てくださった方々に改めて感謝します。
とはいえ、大金かけられるか
自分としては元々、プロポーズする前も後も結婚式を挙げようなんてさらさら思っていませんでした。めちゃくそお金がかかる上に各地から人を呼びつけておいて祝わせるわけですからね。そんな無駄で傲慢な所業をわざわざやるなんて……と良くある考えです。
一方で妻は元から結婚式したい派だったのと、妻の祖母からのリクエスト「結婚式で友人に囲まれた姿を見たい」というのがあったので、しばらく考えて、一生に一回ならやるだけやってみるか、となって夫婦共同出資を決めました。
(前撮りについてはあまり納得できなかったので妻だけの出資で強行されました。今となってはやっておいて助かったなと思う面もあるので怒られそうですが……)
大金かかる問題は夫婦間で大概もめるポイントだと思うので、ここは皆さん頑張ってください。
日程について
大体の動き出しタイミングはこんな感じ。
・式場見学、下見開始:開催から1年3か月前
・式場決定、打合せ開始:開催から1年2か月前
動き出しや準備期間としては長くも短くもなく、平均的なところではないでしょうか。
妻が結婚式をやりたい、と言って動き出したのがプロポーズすぐ後の2020年7,8月頃だったと思います。
初めての緊急事態宣言が解除され数か月しか経っていない時期です。
その頃は自分たちも社会がどうなるか全く検討もつかなかったものの、「1年後にはなんとかなってるはず!」と希望的観測でとりあえず式場見学に繰り出したのでした。
あとこの頃はメンタルをやる前で普通に仕事をしていたので、自分が休職して収入が激減するなど夢にも思っていません。平和ですね。
なぜ11月だったのか?
夏冬は来ていただく方々が移動手段や服装にも困るだろうし、親戚に北海道から来てもらうことを考えると冬場は飛行機が飛ばなかったりするので、開催するなら気候の良い10月~11月が良いだろうとぼんやり考えたからです。
また予約するにも1年後ぴったりだと空いている日がないかもしれないけれど、1年と少し先であれば大丈夫だろうというふわっとした予想により秋を目標に定めました。
結果的に世間一般に人気な秋開催の流れに乗ってしまったわけです。
が、いざ式場見学に行くとコロナ大混乱の世にも関わらず、翌年の秋は予約でいっぱいだと言われました。というのも、シンプルに大人気季節だということに加えて、「2020年秋に予定してたけどコロナで無理っぽいから1年後に延期する」という人たちの分も詰め込まれていたためです。
当時は予定していた式をキャンセルするか、延期するか、強行するか等々、誰も彼もが不安を抱えながらさまざまな決断を迫られていた時期なのでした。今ではそんな特異な状況にはなっていないでしょうが、自分たちだけではなく世間の事情によっても挙式日は簡単に選べなくなってしまうということです。
とはいえ今回は幸いにも1年以上前の予約ということもあってか無事に11月の土曜日を押さえることが出来ました。
人気枠「土曜午後」
あと細かなところだと「土曜日の午後」にもこだわりました。なにせ呼びたい親族や友人たちは遠方の方が多かったので、移動時間を考えると土曜日の午後が最も都合良いと思ったのです。バカデカ飲み会な訳なので翌日もお休み(の人が多い)になる方が安心して飲めるでしょうし。
これもやはりみんな考えることは同じで、結果的に「秋の土曜日の午後」という鉄板の大人気枠に足を踏み入れることになったのでした。
(大人気枠すぎて別の結婚式予定とバッティングした方も居たみたいです。すごい。)
そんなに準備期間が要るか?
自分の所感としてはそんなに「準備期間は」要らなかったと思います。ここで言う準備は式場との打合せとか、当日飾り付ける小物の用意とかです。僕らは当時何も知らなかったので、式場のプランナーさんに言われるがまま「月1回・1時間打合せ」のペースで1年かけてゆっくりゆっくり物事を決めていきましたが、これは正直もっと短期間にガッと詰め込んでしまった方が楽だし効率が良いです。
ただし式場を決めるのは出来るだけ早めに動いた方が良いです。これは上記の通り季節や曜日、時間帯、また気にする人は気にする六曜の善し悪しによって人気が集中する日にちが存在し、その枠の取り合いになります。アクセスの良い式場や景観の良い式場などは予約が埋まりやすく、開催日の都合を優先するとそのエリアの中では人気の劣る会場で妥協せざるを得なくなる可能性も高いです。
思い出しながら書いていたら随分長くなってしまったので、式場選ぶ時に気にしたポイントや式の中身についてはまた別の回にすることとします。
長過ぎて分からんと思ったらAIにぶち込んで要約してください。それでは。